名古屋グランパスは12日、筑波大所属のMF加藤玄の来季加入内定を発表 [写真]=兼子愼一郎

 名古屋グランパスは12日、筑波大学に所属するMF加藤玄の2025シーズン加入内定を発表した。

 ロッソジャッロ待望の“若鯱”が帰還する。2003年4月15日生まれの加藤は現在21歳。名古屋グランパスU-15からU-18を経て、筑波大学へと進学した同選手は、ゲームメイクとボール奪取に秀でるボランチとして定位置を確保。今年の第98回関東大学サッカーリーグのベストイレブンにも選出されており、大学No1ボランチとの呼び声も高い。

 筑波大学卒業を待たずして、名古屋グランパスに帰還することを決断した加藤。3年越しのトップチーム入団に伴い、クラブ公式サイトにてコメントを残している。

「このたび、2025年より加入することになりました、筑波大学の加藤玄です。大学卒業を待たずにプロサッカー選手として勝負するという決断を尊重していただいた筑波大学蹴球部の小井土監督や仲間たち、関係者の皆さまに感謝申し上げます。筑波の仲間たちや大学サッカーの仲間たち、指導してくださった方々、自分に関わってくださった皆さまへの感謝を胸に力強く歩んでいきます。そしていつか名古屋グランパスを背負っていける選手、人間になれるように頑張ります。グランパスファミリーの皆さま、応援よろしくお願いします」