CD PROJEKT REDが12月10日(現地時間)から提供を開始した『サイバーパンク2077』向けの「UPDATE 2.2」において、最新Intel製プロセッサであるIntel Arrow Lake向けの最適化が含まれているようだ。最大33%もの性能向上が実現されるという。

  • 『サイバーパンク2077』にIntel Arrow Lake向けの最適化、最大33%も性能向上?

既に開発が完了しており、次期『The Witcher』シリーズの開発に本格移行したと伝えられていた『サイバーパンク2077』において、QOLアップデートが展開されたという内容。キャラクリエイトや車のカスタマイズ、キーアサインの自由度が向上したほか、フォトモードのカメラ操作を改良。クエストの指示の中で分かりにくかった文面が改められ、刀系武器のフィニッシャーのアニメーションが正常に動作しなかった不具合も修正されている。

このほか、PC向けの改良としてIntel Arrow LakeベースのCPUパフォーマンスが大幅に上昇しているという。スレッドシステムの最適化によって最大33%も性能向上が図られたとしており、同環境におけるゲーム体験が改善されたはずだ。Intel Arrow Lake世代ではHyper-Threading機能が削除されていたことから、既存の実装ではポテンシャルを生かし切れていなかったのかもしれない。