浦和レッズを率いるスコルジャ監督 [写真]=清原茂樹

 浦和レッズは11日、マチェイ・スコルジャ監督の続投を発表した。
 
 ポーランド出身で現在52歳のスコルジャ監督は、2002年から2006年までポーランド代表のアシスタントコーチを務めると、その後は同国やサウジアラビアのクラブ、U-23UAE代表を指揮し、2023年2月に浦和の監督に就任。2023シーズンのJ1リーグで勝ち点「57」の4位という好成績を収めたほか、クラブを史上3度目のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に導いた。

 2023シーズン終了後に退任したものの、今年8月に解任されたペア・マティアス・ヘグモ前監督の後任として浦和の指揮官に再び就任。指揮した11試合では3勝3分5敗と厳しい戦いが続いたが、先月10日に行われた第36節サンフレッチェ広島戦に3-0で勝利しJ1残留を確定させると、最終的には勝ち点「48」の13位で2024シーズンを終えた。

 2025シーズンも引き続き指揮を執ることとなったスコルジャ監督は、浦和のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「まず初めに、シーズンを通じてホーム・アウェイを問わず、どんなときも選手たちに大きな力を与え続けてくださったファン・サポーターのみなさまに、心より感謝を申し上げます浦和レッズというクラブは、ピッチに立つ選手はもちろん、クラブに関わる全員がワンチームとなり、毎試合高いモチベーションを持って闘う集団であり続けなければならないと考えています」

「アジアのトップクラブ、世界で闘うクラブとして、今以上にふさわしい集団となっていくため、私はチームの勝利を全力で追求するとともに、チームとしての成長も全力で追求していきます。ファン・サポーターのみなさまに、より多くの感動と喜びをお届けできるよう、選手・スタッフ一丸となって闘います。来シーズンも引き続き、熱いサポートをよろしくお願いします」