ソフトバンクから国内FA権を行使しロッテ移籍が決まった石川柊太投手が11日、コメントを発表した。
石川はソフトバンク公式Xを通じ「決まったことに関しては、まずはホッとしたというのが正直な気持ちです。福岡が大好きですし、自分を野球選手として育ててくれたのは紛れもなく福岡でありホークスであり、ファンの皆さんです。熟考を重ねる中でそういう方々の顔が浮かんでいたのは間違いないですが、今回、移籍という決断をさせていただきました」
「長いようで短いようで、内容的にはとても濃い11年間でした。応援してくださった皆さんには本当に感謝しかありません。チームは変わりますが、プロ野球というスポーツを盛り上げていくという意味では変わらず頑張っていきたいと思っていますので、あたたかく見守っていただけると嬉しいです」とコメントした。
石川は13年育成ドラフト1位でソフトバンクに入団。3年目の16年のシーズン中に支配下登録され、17年に先発・リリーフでフル回転し、34試合で8勝3敗1ホールド、防御率3.29をマークしブレイク。20年は最多勝利(11勝)、最高勝率(.786)のタイトルを獲得。23年にはノーヒットノーランも達成していた。