「巨額契約が球界の標準に…」大谷翔平の7億ドル、もはや遠い昔の話!? …

大谷翔平 最新情報

 ニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント(FA)になった26歳のフアン・ソト外野手が、ニューヨーク・メッツと15年総額7億6500万ドル(約1161億円)の巨額契約を結ぶことで契約合意に至った。これでも十分高額だが、将来的には10億ドル(約1518億円)の選手が現れる可能性があると、米紙『テレグラフ』が報じている。

 

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 昨季オフには、大谷翔平選手がロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1063億円)の超大型契約を結び、メジャー史上最高額を更新したことで大きな話題を呼んだ。それから約1年後、今度はソトが後払い無しでスポーツ史上最高額の契約金を手にしている。この結果、同紙は「しばらくの間、7億6500万ドルの契約が球界の標準になるかもしれない」との見解を示しつつ、将来的には「10億ドルに迫る契約が実現することは不可能ではない」と伝え、驚異的な契約を結ぶ選手が現れることを予想した。

 

 

 ソトの契約金が7億6500万ドルに至った理由の一つに年齢とタイミングがある。ソトは16歳でワシントン・ナショナルズとプロ契約を結び、19歳でメジャーリーグデビューを果たしている。2022シーズン終了後にはナショナルズから15年総額4億4000万ドルのオファーを受け取ったが、それを断り、将来FAになった時の巨額契約に賭けた。FA権を獲得するにはメジャーリーグで6年間プレーしておく必要があり、26歳でFA市場に出ることは非常に稀である。そのタイミングが今オフに訪れたことで、破格の巨額契約が実現することになった。

 

 同紙は「ソトの大型契約後、MLBで10億ドルの契約を結ぶ選手は現れるか?おそらく、すぐには無理だろう」とし、大谷のような二刀流かつ野球界のユニコーンと呼ばれるような選手、もしくはソトのように比較的若い年齢でFAになるスター選手が現れるのは、当分先になると予想している。

 

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