ブライトン加入が決定したディエゴ・ゴメス [写真]=Getty Images

 ブライトンは10日、インテル・マイアミに所属するパラグアイ代表MFディエゴ・ゴメスを完全移籍で獲得したことを発表した。

 なお、移籍金や契約期間などは非公開となっているが、来年1月1日の移籍市場開幕と同時に通常の規則手続きを経て加入することが明らかになっている。

 2003年3月27日生まれで現在21歳のD・ゴメスは、185センチメートルのセントラルMF。母国のクラブ・リベルタの下部組織出身で、2022年5月にトップチームデビューを果たした。2023年7月にインテル・マイアミに加入し、今シーズンは公式戦28試合出場で6ゴール7アシストを記録した。

 また、パリオリンピック2024のメンバーにも選出され、全4試合に出場して準々決勝進出に貢献をしたほか、2022年9月にはパラグアイ代表のA代表デビューも果たしており、ここまで通算12試合に出場。今年9月に行われたFIFAワールドカップ26南米予選のブラジル代表戦では決勝点を挙げる活躍を見せていた。

 D・ゴメスの加入が決定したことを受け、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「ディエゴとすぐに仕事ができるのを楽しみにしている。彼はすでにクラブレベルでも、代表レベルでも大きな印象を与えている。海外からやってくるすべての若い選手たちと同じように、プレミアリーグに適応する期間は必要だが、大きな貢献をしてくれると感じている。彼と一緒に仕事ができるのを楽しみにしているよ」

 また、ブライトンのテクニカルディレクターを務めるデイヴィッド・ウィアー氏も以下のようにコメントしている。

「ディエゴをクラブに迎え入れることができて嬉しく思っている。彼はチームにとって非常に良い補強になると信じている。彼はゴールやアシストに貢献できるダイナミックなミッドフィルダーであり、プレミアリーグの挑戦に適応する上で彼の体格が重要になると考えている。彼はつい最近、MLSでのシーズンを終えたばかりなので、来月チームに加わった時には、チームで地位を争う準備ができていると確信しているよ」