マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、自身の将来について展望を語った。10日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。
2016年の指揮官就任以降、マンチェスター・シティに数多くのトロフィーをもたらしてきたグアルディオラ監督。しかし、“前人未到”のプレミアリーグ4連覇やチャンピオンズリーグ優勝など黄金期を築いていた同クラブに、今シーズンは異変が発生している。開幕公式戦14試合負けなしと好調なスタートを見せたマンチェスター・シティだったが、10月30日のカラバオ・カップ(EFLカップ)4回戦トッテナム戦での敗戦から公式戦5連敗と大失速。その後の4試合でも1勝しか挙げられておらず、プレミアリーグでは1試合未消化の首位リヴァプールと8ポイント差をつけられている。
先月にクラブとの契約を2年間延長したばかりの指揮官だが、一部メディアは成績不振による退任の可能性を報道。そんななか、グアルディオラ監督がスペイン人シェフのダニ・ガルシア氏のYouTubeチャンネルに出演し、「他のチームで監督をするつもりはない」と自身の将来について言及した。
また、「長期的な将来の話ではないが、マンチェスター・シティを去って他の国に行き、今と同じことをするつもりはない。そんなエネルギーはない。どこか別の場所でスタートすることや、トレーニングの過程などすべてを踏まえると…。ノー、ノー、ノー」とコメント。一方で、「代表チームならできるかもしれないが、それはまた別の話だ」と今後ナショナルチームを率いる可能性を示唆している。