決勝点を喜ぶレヴァークーゼンの選手たち[写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節が10日に行われ、レヴァークーゼン(ドイツ)とインテル(イタリア)が対戦した。

 CL前節終了時点で、ホームのレヴァークーゼンは3勝1分1敗の勝ち点10で6位。対するアウェイのインテルは、4勝1分無敗の勝ち点13で2位。両チームともに決勝トーナメントストレートイン圏内の上位対決となった。

 前半の立ち上がりに決定機を作ったのはレヴァークーゼンだった。3分、右サイド深い位置まで侵入したジェレミー・フリンポンからの浮き球のパスをゴール前でネイサン・テラが決定的なボレーシュート。しかし、これはクロスバーに直撃し、得点には至らなかった。

 その後は一進一退の攻防が続き、互いになかなか決定機を作れず。前半はこのまま0-0で折り返した。

 後半も互いに一歩も譲らない展開が続いた。レヴァークーゼンが厚みのある攻撃で崩しにかかるが、インテルもゴール前をしっかりと固めて得点を許さない。

 このままスコアレスドローかと思われた90分、ついにレヴァークーゼンがインテルの守備をこじ開ける。アレハンドロ・グリマルドの折り返しに反応したマルタン・テリエはうまくボールにミートできなかったが、ゴール前でノルディ・ムキエレが素早くシュートし、ゴールネットに突き刺した。

 攻め続けたレヴァークーゼンが決勝ゴールを奪って、このまま1-0で勝利。レヴァークーゼンは4勝1分1敗となり、勝ち点13でインテルと並ぶことになった。

【スコア】
レヴァークーゼン 1-0 インテル

【得点者】
1-0 90分 ノルディ・ムキエレ(レヴァークーゼン)