フジテレビ系ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(毎週火曜21:00~)の第10話が10日に放送され、ラストの衝撃展開にSNSで反響の声が相次いだ。
(※以下にネタバレあり)
今回は、加勢英雄(中村俊介)を爆弾で殺害した事件の捜査本部がオクラに設置されたが、爆弾の指示を記したメールの送信元がオクラのパソコンであることが判明する。オクラメンバー一人ひとりを取り調べるも特定できなかったが、利己(杉野遥亮)はハッカーの吉岡(前田旺志郎)に送信元の洗い直しを依頼。その結果、真犯人が千寿(反町隆史)であると勘づいた利己は、千寿の車のドライブレコーダーの映像を確認し、その犯行を確信すると涙がとめどなく流れた。
利己は千寿を呼び出し、「加勢警視正を殺害した犯人が分かりました。千寿さん、あなたです」と切り出し、証拠映像を見せて追及。「どうしたんですか。何とか言ってくださいよ。“俺は殺してない”って言ってくださいよ…千寿さん! 言ってくださいよ!」と叫ぶ利己に、千寿は「加勢を殺したのは、俺だ」「よく、暴いてくれたな。さすが、期待のルーキーだ」と答える。
だが直後、「捕まるわけにはいかねぇんだよ!」と利己に銃を突きつけ、車に手錠をつなげて拘束すると、「利己、悪かったな」と言い残して走り去っていった。
またも起きたラストでの衝撃展開に、X(Twitter)では「千寿が急に怖くなった」「千寿さんだとは思えないし思いたくない」「きっとまだ黒幕がいるよね」「最終回やっぱりいいバディだったねって 終わって欲しい」といったコメントが投稿されている。
第10話は、TVerとFODで見逃し配信。FODでは全話配信されている。
【編集部MEMO】
『オクラ~迷宮入り事件捜査~』最終話あらすじ
不破利己(杉野遥亮)は、飛鷹千寿(反町隆史)が加勢英雄(中村俊介)を殺害した真犯人という真実にたどりつく。利己は、千寿がまだ何か別の真実を隠していると信じ、「『オレは殺してない』って言ってくださいよ!」と肩を震わせながら訴える。しかし、千寿は利己に銃口を向け、手錠をかけて拘束すると、その場から立ち去ってしまう――。
一連の報告を受けた捜査一課長の尾瀬義郎(松角洋平)は、千寿を指名手配し、ただちに身柄を確保するよう捜査員たちに命じた。動揺する『オクラ』メンバーに、利己は公安部の特殊部隊『ハイドアンドシーク』と首都爆破テロ計画の存在、そして千寿がテロを阻止するために逃走した可能性があることを伝える。
同じころ、千寿は、入院している井伏愁(観月ありさ)の病室に立ち寄り、加勢を殺したことを告白するとともに、爆破テロを止める手段を尋ねる。愁は、加勢と自分のチップのパスワードを解読して爆弾を見つけだし電源を直接落とす必要がある、と告げる。
爆破のタイムリミットまであと5時間――「ハイドアンドシーク」の目的とは?「オクラ」に待ち受ける運命とは?
(C)フジテレビ