ツナグバは、「20代の転職意識に関するアンケート」調査結果を12月9日に発表した。同調査は2024年11月28〜12月3日の期間、男女307人を対象にインターネットを用いて行われた。
現在の職場を続けている最も強い理由を聞いたところ、男女で優先順位に大きな差があり、女性は「人間関係」(38.34%)と「ワークライフバランス」(25.91%)を重視、男性は「環境への安心感」(24.56%)と「給与満足」(22.81%)が上位という結果になった。
全体では31.6%が「人間関係の良好さ」を最重要視していることがわかった。
転職を考えていないことと、現在の給料の関係性について尋ねたところ、給与に「十分満足」「まあまあ満足」している人は47.23%だった。
男女別で見ると、特に女性は47.67%が「ある程度不満があるが他の理由で転職しない」と回答し、給与よりも職場環境を重視する傾向が顕著だった。
転職についてのスタンスを聞いたところ、女性は「20代でも良い会社があれば転職すべき」(48.19%)がトップ、男性は「人生で1、2度の転職」(32.46%)が最多となった。男性の「20代では転職は少ない方が良い」(23.68%)も上位にあがった。転職に対する考え方に男女差があることが判明した。