ホンダは12月12日、大型クロスオーバーモデル「X-ADV」の外観の一部変更と装備の充実を行って発売する。
装備はどう変わる?
今回は「X-ADV」にデイタイムランニングライトとウインカーを内蔵した新設計のヘッドライトを採用。個性的なデザインをより際立たせた。フロントスクリーンには環境に優しいバイオエンジニアリングプラスチック“DURABIO"を採用している。
装備では、デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)の制御をアップデートし、クラッチのより優れた応答と繊細な接続を実現。また、ラゲッジライトの配置場所を見直すとともに光量をアップさせ、ラゲッジボックス内の視認性を高めている。
高さと角度を手動で5段階に調整可能なウインドスクリーンは、機構を見直すことで操作性を高めた。さらに、豊富な情報を見やすく表示する5インチフルカラーTFT液晶メーターや、Honda RoadSyncの操作や各種設定を変更できるマルチファンクションスイッチ、高速道路などでの長距離走行時の快適性に寄与するクルーズコントロールなど、各種先進装備を採用することで利便性を向上している。
カラーバリエーションはビビッドでインパクトのある「マットゴールドフィンチイエロー」、スタイリッシュで落ち着いた印象の「マットディープマッドグレー」、軽快で上品な印象の「パールグレアホワイト」の全3色としている。
「X-ADV」は二輪車として初めて、着色済みのDURABIOを外装の一部に採用することにより、省資源化や製造工程におけるCO2削減を図る。また同社の二輪車として初めて、販売店から回収した同社四輪車の廃棄バンパーのリサイクル材を使用している。さらに、自動車や家電などの製造過程や成形過程において発生する余分な樹脂もリサイクル材として使用している。
価格は「マットゴールドフィンチイエロー」が147.1,8万円、「マットディープマッドグレー」「パールグレアホワイト」は143.88万円。