ホンダはこのほど、同社の軽自動車「N」シリーズ(N-BOX、N-ONE、N-WGN、N-VAN、N-VAN e:)の累計販売台数が2024年11月末時点で400万台を突破したことを発表した。2011年12月に初代「N-BOX」を発売して以来、13年での記録達成となる。

  • 「N」シリーズ累計販売台数、2024年11月末時点で400万台を突破

「日本の生活に寄り添うクルマ」を目指してラインアップを拡充

Nシリーズは「日本にベストな新しいのりものを創造したい」という思いから開発をスタート。2011年12月に発売した初代「N-BOX」を皮切りに、一人ひとりのベストなマイカーをめざした「N-ONE」や、人々の暮らしになじむ機能性やデザインを追求した「N-WGN」、働く人々の生活を見つめた「N-VAN」など、「日本の生活に寄り添うクルマ」を目指してラインアップを拡充してきた。

シリーズの代表的なモデルである「N-BOX」は、同社に脈々と受け継がれるM・M思想に基づき、広く開放的な室内空間を独自のセンタータンクレイアウト技術によって実現したほか、優れた動的性能などにより、それまでの軽自動車の概念をくつがえす独自価値と魅力を創出した。

2代目N-BOXでは安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全モデルに標準装備とし、燃費・走行性能などクルマの価値をさらに磨きあげた。

2023年10月にフルモデルチェンジを迎えた3代目「N-BOX」では、より質感を高めたデザインや広い室内空間に加え、開放感のあるすっきりとした視界が生み出す、運転がしやすく居心地の良い空間価値を提供。力強い走りと優れた燃費性能を両立するパワートレインや高い操縦安定性による上質な走りなど、さらに魅力を高め、幅広いユーザーから支持されている。

2024年9月には、「N-BOX」シリーズの新たなモデルとして、アクティブな日常を気楽に楽しめる、“頼れる道具感"を際立たせた「N-BOX JOY」を発売。ユーザーに新たな価値を提供し、「N-BOX」シリーズの選択の幅を広げている。

また2024年10月には、シリーズ初のEV(電気自動車)となる「N-VAN e:」を発売。Nシリーズならではの提供価値をそのままに、日本の暮らしに欠かせない軽自動車からEVを展開することで、EVの普及に取り組んでいる。

  • 今後も、日本の暮らしに寄り添う“Nのある豊かな生活"を提供

今回の記録達成を受け同社では、「今後もホンダは、Nシリーズを通じて日本の暮らしに寄り添う“Nのある豊かな生活"を提供していきます」とコメントしている。