2024Jリーグアウォーズが10日に開催され、2シーズン連続のJリーグベストイレブンに選出されたヴィッセル神戸FW大迫勇也が式典後の記者会見で喜びを語った。
昨季はJリーグ年間最優秀選手(MVP)とベストイレブンを受賞した大迫は、今季もリーグ戦36試合に出場して11ゴールを記録。Jリーグ2連覇と天皇杯優勝に大きく貢献し、2年連続のベストイレブンに選出された。
受賞を受けて、同選手は「大変喜ばしいことです。ただ、チームが優勝したからこそ、この賞をいただけたと思うので、チーム全員に感謝したいと思います」とチームメイトへの感謝を語った。
昨季はリーグ戦22得点でアンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)と並んで得点王に輝いた大迫だが、今季はリーグ戦の得点数が11ゴールに減少。ただ、それでもアシスト数は昨季の7つから今季は9つに増やし、得点以外でもしっかりチームに貢献した。
大迫は自身の得点数が減っても優勝できた要因として、「チームの層が厚くなった」ことを挙げ、「ターンオーバーをしてもしっかり勝てるチームというのが徐々に確立できているのかなと思います」と回答した。ただ、「個人的にはもっともっとゴールが欲しいです」と貪欲に語り、「うまく試合の中で、最後に僕がボールを触れるような流れができれば得点も増えてくると思うので、またいっぱい練習したいと思います」と意気込んだ。
大迫は今年で34歳を迎えたが、「他の30代がまだまだみんな頑張っているので、僕も負けじと頑張ります」と来シーズンに向けて抱負を述べた。
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