エレコムは12月10日、Wi-Fi 7に準拠した法人向け無線LANアダプタの開発を表明。2025年春頃に発売すると発表した。詳細の仕様や価格は後日改めて告知するという。
2025年10月にWindows 10のサポートが終了するが、エレコムでは法人企業におけるPC買い替え・新PC導入にともなう社内ネットワーク環境の高速化・セキュア化の需要を見込んでいる。Wi-Fiの最新規格であるWi-Fi 7搭載PCはまだ高価だが、Wi-Fi 7対応アダプタを使うことで、PC側が標準でWi-Fi 7を搭載せずともWi-Fi 7が利用できるようになる。
セキュリティはWPA3および、個人や小規模オフィス向けのWPA3 Personal、企業など比較的大きなネットワーク向けのWPA3 Enterpriseに対応。同社法人向けアクセスポイントと組み合わせることで、より高水準なネットワークセキュリティを構築できるとする。
製品の保証期間は3年間の見込み。長期利用向けの保守サービスとして、代替製品を先に送る「デリバリー保守」および、保守の延長ができる「センドバック保守」にも対応する予定だ。