ソニーグループは東京・銀座の旧ソニービル跡地に、「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」を2025年1月26日グランドオープンすると発表した。これまでは2025年1月のグランドオープン予定と発表されていたが、今回、正式なオープン日が明かされた。
Ginza Sony Parkは東京・銀座で50年以上にわたって続いたソニービルを建て替えるプロジェクトの最終形。もともと1966年から2017年までは、創業者の盛田昭夫氏が「銀座の庭」と呼んだというSony Building(ソニービル)が建てられており、ビルの建て替えにあたっては解体途中の2018年8月~2021年9月の期間に公園として実験的に活用する期間を経て、2021年10月から新ビル「Ginza Sony Park」の建築工事を着工。2024年8月に竣工した。
Ginza Sony Park Projectは、東京・銀座のソニービル建て替えプロジェクトの最終形として、人々が思い思いに過ごせる多くの余白と、変わり続けるアクティビティによって、街や人に新たなリズムを生み出す都会の中の公園「Ginza Sony Park」を、2025年1月26日(日)にグランドオープンします!… pic.twitter.com/aYbB5xnnDt
— Sony Park(ソニーパーク) (@ginzasonypark) December 10, 2024
銀座エリアの建物は、街の景観を守るための地区計画「銀座ルール」により建てられる建物の高さ制限がある(歌舞伎座タワーなど一部例外を除く)。
新しいGinza Sony Parkは、この「銀座ルール」(多くは上限56m)の半分ほどの高さに抑え、集積率の高い都会の中に余白と新しい景観を生み出すことを目指した。またソニービルが大切にしてきた「街に開かれた施設」という設計思想や、限られた敷地を有効活用するための建築的な要素を継承したという。
Ginza Sony Park 第一弾のプログラムとして、2025年1月26日に「Sony Park展 2025」を開催。同展は、ソニーグループの6事業をテーマに、ソニーミュージックグループを中 心とした6組のアーティストとともにつくるクリエイティブな体験型プログラムとなる。 また、Ginza Sony Park がつくる“食”のアクティビティとして、洋食をベースに食との新しい向き合い方や楽しみ方を提案するカジュアルダイニングもオープンする予定だ。
Ginza Sony Park概要
- 名称:Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)
- 所在地:東京都中央区銀座5丁目3番1号
- フロア構成:地上5階、地下4階
- 敷地面積:707.42平方メートル
- 延床面積:4,357.49平方メートル
- 高さ:33.9m