フジテレビ系ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(毎週火曜21:00~)のスピンオフ作品となるEpisodeX『迷宮ダービー』が、本編最終話放送後の17日21時54分から、同局の動画配信サービス・FODで独占配信される。
長期未解決事件を扱う警視庁捜査一課・特命捜査情報管理室・通称“オクラ”には、元捜査一課強行犯係の飛鷹千寿(反町隆史)、所轄から異動してきた不破利己(杉野遥亮)をはじめ、元ヤン女刑事の結城倫子(白石麻衣)、定年間際のベテラン刑事・鷲沢泰造(宇梶剛士)、ギャンブル狂いの室長・幾多学(橋本じゅん)、元公安の主婦刑事・牧原祈里(青木さやか)、天才的ハッキング技術を持つ吉岡雷(前田旺志郎)など、ひと癖もふた癖もある刑事たちが所属。
今回FODプレミアムで独占配信されるEpisodeX『迷宮ダービー』は、千寿と利己が捜査で外出中、オクラで起きた証拠品紛失の緊急事態を、6人の登場人物のそれぞれ視点からコミカルに描く、ワンシチュエーション×多視点コメディだ。
捜査一課の巡査部長・志熊亨(有澤樟太郎)からの指示でとある事件の証拠品ファイルを探すことになった倫子、幾多、祈里、吉岡といつも通り居眠りをしている鷲沢、そしてファイルを探すように指示をした志熊、それぞれの視点で捜索が進んでいく。本編では描かれることの少ないオクラメンバーのユニークなやりとりと、思わぬ展開を見せる珍事件の真相、そしてある人物の“秘密”に注目だ。
■EpisodeX『迷宮ダービー』あらすじ
千寿と利己が捜査で外出中のある日、警視庁捜査一課・特命捜査情報管理室・通称“オクラ”で倫子、幾多、祈里、吉岡がデスクワークをしている。「事件か!?」と鷲沢の寝言が響く中、幾多の前の電話が鳴る。電話の主は捜査一課・巡査部長の志熊で、「ある事件に関する証拠品のファイルを出しておいてくれ」とオクラメンバーに指示をだす。祈里は、そのファイルをデータベースに打ち込んで棚に置いたと話し、近くにいた倫子がファイルを取りに行くと、取り乱した様子で脚立から落ちてしまう。そこにはファイルがないと倫子は言いはり、一同で探し始めるが、なかなか見つからない。なぜ志熊はこのファイルを探しているのか?なぜか取り乱している倫子、志熊からの命令が遂行できず焦るどころか、どこか楽しんでいる様子の幾多、定時で帰りたい祈里、必死にファイルを探しているようでどこか困惑した様子の吉岡、ずっと寝ている鷲沢・・。それぞれの思惑が渦巻き、一筋縄ではいかない大捜索…。果たしてファイルは無事見つかるのか!? そしてファイルに隠されたある人物にまつわる“秘密”も明らかに!?
【編集部MEMO】
『オクラ~迷宮入り事件捜査~』第10話あらすじ
飛鷹千寿(反町隆史)は、10年前に起きた警察官連続殺人事件の実行犯だった元妻・井伏愁(観月ありさ)の取り調べを行った。だが、その日の取り調べを終えて警視庁を出た直後、愁は何者かに狙撃されてしまう。
同じころ、不破利己(杉野遥亮)は、警視庁近くのビル屋上で、ゴルフクラブのケースと共にライフルを所持していた「オクラ」室長の幾多学(橋本じゅん)を拘束する。幾多は、狙撃に使用されたライフルを発見しただけだと主張。すると利己は、硝煙反応を科捜研で鑑定すると言って、シャツを脱ぐよう幾多に命じる。科捜研の結果を待つあいだ、幾多は倫子(白石麻衣)ら「オクラ」メンバーから厳しく追及を受けるが――。
一方、『オクラ』には、加勢英雄(中村俊介)の後任で捜査一課長となった尾瀬義郎(松角洋平)管理官がやってくる。『オクラ』メンバーのことを高く評価しているという尾瀬は、愁の犯行ではなく真犯人は別にいるという加勢殺害事件への捜査協力を求めるとともに、「オクラ」に捜査本部を設置することを決める。
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