LINEヤフーが運営する「LINEリサーチ」が、全国の10〜60代の男女を対象に、筋トレに関する調査を実施した。普段どのくらい筋トレをしているかや、筋トレをしてよかったことについての調査結果が発表された。

ジムや自宅での筋トレの頻度、どの年代でも「週に1~3日」が最多

ジムに行く場合や自宅で筋トレをする場合のどちらも含めて、普段どのくらいの頻度で筋トレをしているかを調査した。全体では、「週に4日以上」「週に1~3日」「月に3日以下」を合わせた、ジムや自宅で筋トレをしている人は約4割。

また、「以前していたが、今はしていない」という人は3割台後半であり、「一度もしたことがない」という人は2割台半ばであった。

年代別に見ると、ジムや自宅で筋トレをしている人は10~30代で4割台となっており、特に10~30代の男性で5割台と高い割合である。グラフには示されていないが、「以前していたが、今はしていない」という割合は、40~50代の男性および30代女性で4割超と高めである。また、「一度もしたことがない」の割合は女性のほうが高く、特に40代以上の女性でその傾向が顕著であった。

筋トレをしてよかったことの1位は「体力がついた」

ジムや自宅で筋トレをしている人に、筋トレをしてよかったことを尋ねたところ、全体では「体力がついた」が3割台後半で1位となった。2位以降は、「やせた・太りにくくなった」「ストレス解消できた・ストレスがたまらなくなった」「気持ちが明るくなった・ポジティブになった」「姿勢がよくなった」がそれぞれ1割台後半で続いている。

一方で、「特にない」と回答した人の割合は2割弱であった。

年代別に見ても、すべての年代で「体力がついた」が1位であった。特に10代で高く、4割台半ばである。「理想の体型になれた・近づいた」「自分に自信がついた」は10~20代で2割台と高く、若い年代ほど高い傾向が見られた。「理想の体型になれた・近づいた」は30代でも2割強で3位に入っている。

30~50代では「やせた・太りにくくなった」が2位にランクインした。40代以降では「姿勢がよくなった」がランクインし、年代が上がるにつれて順位も上昇し、60代では2位となった。特に60代女性で2割台半ばと高めだった。

グラフには示されていないが、男女別に見ると「体力がついた」「自分に自信がついた」は男性のほうが高い割合である。「体力がついた」は、特に10代男性で4割台後半である。また、10代男性では「集中力が上がった」が他の年代と比べて高い割合となっている。

一方、女性のほうが高かったのは「肩こりや冷え性、むくみなどが改善した」であり、特に30~50代の女性で2割前後であった。

全体では約4割がジムや自宅で筋トレをしており、その頻度は「週に1~3日」が最も多いことが分かった。筋トレをしていてよかったこととして、「体力がついた」がすべての年代で1位であった一方、男女や年代別では筋トレによる効果の感じ方に差が見られる結果となった。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2024年11月8日~2024年11月11日
有効回収数:5,267サンプル
※性別年代構成比を市場に合わせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある