レアル・マドリードに所属するウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが、チャンピオンズリーグ(CL)のアタランタ戦に向けた意気込みを語った。9日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
昨シーズンのCL王者にして歴代最多15度の欧州制覇を誇るレアル・マドリードが苦戦を強いられている。フォーマットが大幅に変更された今大会は、初戦でシュトゥットガルトを下したものの、第2節でリールに完封負け。昨シーズン決勝と同じ顔合わせとなったドルトムント戦は5-2で撃ち合いを制したものの、その後はミランとリヴァプール相手に連敗し、第5節終了時点で36チーム中24位に低迷している。
現地時間10日に控えるリーグフェーズ第6節で対戦するのは、昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)王者であるアタランタ。ここまで3勝2分無敗で5位につけており、直近は公式戦9連勝中と波に乗っている。バルベルデは「アタランタは僕たちにとって難しい相手だ。速い選手を抱えているし、僕たちがボールを受けることを難しくする。しかし、挑戦する準備はできているよ」と警戒感を示しつつ、試合に向けた意気込みを次のように語った。
「僕たちは慣れない状況に陥っている。レアル・マドリードは常にトップにいるからね。冷静になり、これもフットボールの一部であり、プロセスの一部であることを受け入れなければならない。状況を変える唯一の方法は、最大限の力とここ最近取り組んできたことをフィールドで発揮し、最高レベルに戻るために戦い続けることだ。地に足をつけて進まなければならない」
なお、レアル・マドリードとアタランタはシーズン開幕に先立ち行われたUEFAスーパーカップでも激突し、レアル・マドリードが2-0で勝利している。約4カ月ぶりの再戦はどちらに軍配が上がるだろうか。注目の一戦は日本時間11日の午前5時にキックオフされる。