アセットテクノロジーは12月9日、「コンパクトマンション投資に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は、2024年11月12日〜15日の間、不動産投資経験があり、30平方メートル以上の投資用物件を保有または保有を検討している507人を対象に、インターネットで実施したもの。
はじめに、投資用マンションを選ぶ際に重視する点を聞いたところ、「将来的な資産価値」(59.2%)、「現在の利回り」(52.7%)、「立地条件」(51.1%)という結果に。
30平方メートル以上のマンションを投資対象として選んだ(検討している)理由を尋ねると、「賃貸需要が安定しているから」(47.1%)が最も多い回答であった。具体的な理由を聞いたところ、「借り手がつきやすそうな広さだから」「将来的に値上がりすることが期待できるから」などの回答を得たという。
次いで、「入居者層が幅広いから(44.8%)、「資産価値が維持されやすいから」(32.7%)と続いた。
30平方メートル以上のマンション投資において、期待する効果を質問したところ、6割以上が「毎月の安定収入」を期待していることがわかった。
30平方メートル以上のマンション運用において、実感しているメリットを聞くと、半数以上が「家賃収入の安定」をメリットとして実感している結果に。
今後の不動産投資市場において、重要になってくる要素を尋ねると、6割以上が「立地条件」と回答した。具体的な要素を聞くと、「投資継続か売却かの分岐点見極め」や「多数の物件のなかからいかにして選んでもらえるか」などの回答があったという。