10月なかばから離脱が続くアリソン [写真]=Getty Images

 リヴァプールに所属するブラジル代表GKアリソンとポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが戦列復帰へ近づいてるようだ。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 今夏に就任したアルネ・スロット監督のもとで好調を維持しているリヴァプール。5シーズンぶりの優勝を目指すプレミアリーグでは、1試合消化の多い2位チェルシーに暫定「4」ポイント差をつけ首位を快走しているほか、チャンピオンズリーグ(CL)では唯一の開幕5連勝を飾り、決勝トーナメントプレーオフ進出圏の24位以内を確定させている。

 カラバオカップやFAカップを含め、今後も過密日程が続く厳しいスケジュールのなか、頼れる戦力が復帰間近となっているようだ。報道によると、アリソンとジョッタが現地時間9日月曜日に行われた全体トレーニングに復帰したとのこと。アリソンはハムストリングの負傷、ジョッタは胸部の負傷により10月半ばから現在に至るまで欠場が続いている。

 アリソンについては現地時間10日に控えるCLリーグフェーズ第6節ジローナ戦で実戦復帰する可能性もあるとのこと。スロット監督も同選手の状態について「彼は長年このクラブとブラジル代表で素晴らしい活躍をしてきた。彼が戻ってきて、かつプレーできるというのは間違いなく素晴らしいことだ」と言及。その上で、代役を務めるアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーを念頭に「しかし、彼の代わりの選手の活躍を見れば、それを上回るのは簡単ではない。同等かそれ以上を期待しているよ」と付け加えた。

 一方で、ジョッタについてはジローナ戦に臨む遠征メンバーからは外れた模様。また、フランス代表DFイブライマ・コナテ、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリー、ギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスらは今後数試合を欠場する見込みで、復帰は年明け以降になる可能性が高いとも報じられている。