フジテレビ系バラエティ特番『ドリフに大挑戦 正月から全力初笑いスペシャル』(1月1日17:00~)に、亀梨和也(KAT-TUN)、爆笑問題、井上順、野呂佳代が初登場する。

  • (上段左から時計回りに)亀梨和也、井上順、太田光、田中裕二

“ドリフを愛してやまない芸能人たち”が集結し、ザ・ドリフターズのメンバーとともにおなじみコントに挑戦していく同番組。

亀梨が今回挑むコント1つ目は、「刑務所の面会」。亀梨は囚人の男役に。その妻を野呂佳代が、子供を松尾駿が演じる。亀梨のもとに面会にやってきた野呂と松尾。久しぶりにみんなで会えた喜びで涙ぐましい家族愛が語られるかと思いきや…野呂と松尾が行ったのは亀梨に対してまるで嫌がらせにも見えるような数々の洗礼。さらに亀梨からも2人に対して強烈なお返しが。

亀梨が体を張り、「振り切って思いっきりぶつかった」と話す壮絶コントはこれだけにとどまらない。コント2つ目は「恐妻家」。サラリーマン課長に扮した亀梨にその部下役の澤部佑(ハライチ)。店でたらふく酒を飲みベロベロに酔っていた亀梨は、すっかり気持ちが高揚し、そのまま澤部を誘い亀梨の家で宴会を開く。妻に対して大口をたたき「亭主関白」をそのまま体現しているかのような亀梨の態度にびっくりしていた澤部だが、次第にある異変に気づく。妻から呼ばれ、亀梨が別部屋に行って戻ってくるたびに亀梨に“ある物”が増えていくのだ。このコントの笑いをつかさどる妻役には大女優の“あの人”が抜てきされた。「波止場」コントにも出演し、長田庄平と一風変わった別れのシーンを披露する。

爆笑問題は、2人がそれぞれの組の親分となって戦う「抗争」コントに登場。豪華で贅沢な作りのセットに感動したという2人が、飯尾和樹(ずん)、長谷川雅紀(錦鯉)、春日俊彰(オードリー)、澤部ら子分を引き連れ体を張ったコントに挑む。どちらが戦いを制するのか。

また、太田は「病院の診察」コントにも挑戦。病院に検査結果をもらいに来た澤部。ただ結果を聞くだけの予定だったにもかかわらず、医者役の太田は耳が遠いのかカルテを探すのも一苦労。なかなか検査結果が出てこず、「再度検査を行う!」という話に。鼻から始まった検査だが、なんとその検査はまるで拷問のようだった。

さらに田中が挑むのは、「遺産相続」コント。息子役の劇団ひとり、飯尾と娘役の塚地武雅(ドランクドラゴン)、そして孫役の永尾柚乃ら4人は一家の当主・田中の遺産相続を巡って協議中。しきりと「分配について教えてほしい」と田中に呼びかけるが田中は狸寝入り。すると、子供たちが一斉に見ているだけで肝を冷やすような荒技に出る。

加藤茶と同じ時を歩み、「プライベートでも長年交流のある加藤さんとドリフのコントができた」と言ってあふれんばかりの喜びを語る井上は、2人で「歯医者」のコントに挑む。「歯が痛い」と叫ぶ井上を迎える歯医者役の加藤。井上の虫歯は進行していたため、歯をすぐに抜く必要があるという話に。「最先端の医療なのだ」と言って加藤が持ち出してきたのは、麻酔になるというがまるで見たことのない奇妙なガス。無理矢理ガスを吸わされた井上だが、果たして大丈夫なのか…。

コメントは、以下の通り。

■亀梨和也(KAT-TUN)

――初の『ドリフに大挑戦』はいかがでしたか

「ドリフのコントをやってみて“実はこんなに体力を使うものなんだ”と思いました。ドラマでも1シーンであそこまでふりきって演じることはないので。正解を探しながらだったんですが、とにかく思いっきりぶつかっていきました。ドリフのコントを見ている時はただただ笑わせてもらっていましたが、いざやるほうは相当な体力が必要だなと。ただ、こうやってみなさんが全力で向かわれていたからこそ、これまで面白く見させてもらっていたのだなと感じました」

――ドリフの世界に入り込んだお気持ちを聞かせてください

「非常に光栄ですね。自分が子供の頃、テレビでドリフを見て楽しませてもらっていたので、まさか自分がその中に入れる日がくるとは全く想像していませんでした。バラエティ番組の出演で、一気に飛び級したような感覚です(笑)」

――2025年をどんな年にしたいですか

「新しいことに目をむけて、チャレンジする気持ちを忘れずに、力強く歩む1年にしたいです。『ドリフに大挑戦』で新年の始めに出演させてもらいますが、これがまさに自分にとっても新しいことなんです!笑顔をみなさんに届けられる1年にしたいと思います」

■爆笑問題

――初の『ドリフに大挑戦』はいかがでしたか

太田光:「まさか、自分たちがドリフのコントをやれるとは思っていなかったのでうれしかったです」

田中裕二:「まさにドリフで育った世代ですからね。普段あまりすることがないような役の格好をさせてもらい、当時を思い出すような豪華なセットでコントができてとても楽しかったです」

――ドリフの世界に入り込んだお気持ちを聞かせてください

太田:「ドタバタでしたね!(笑)田中が言うようにこんな大きな豪華なセットは今本当に組んでもらえないから、ありがたかったです。こういうセットでコントをしてみたかったので」

田中:「ドリフは子供の頃ずっと見ていた世界で、大好きで、そのおかげでお笑いも大好きになったんです。今の子供たちや若い方はこういうコントを見てどう思うのかとちょっと不安にもなりますが、面白いと思ってくれたらうれしいなと。後、昔ドリフのコントを見ていた頃を思い出したりして…コントをしながら懐かしい気持ちになりました!」

――2025年をどんな年にしたいですか

田中:「それは、大爆笑でいきたいです!!!私、1月10日に還暦を迎えるんです」

太田:「俺も還暦だよ!」

田中:「2人ともだね(笑)当時ドリフを見ていた方々にも見てもらいながら、還暦になる時にこうやってドリフのコントができるのは幸せなことだと思っています」

太田:「こういうコントをテレビでもっと復活させてもらって、そこに混ざって一緒にコントをしたいと思います。俺らが芸人を始めたときから、ずっと大きなセットでのコントをやることは夢だったのでようやくその時代が戻ってきたんだなとうれしく思っています」

■井上順

――初の『ドリフに大挑戦』はいかがでしたか

「僕らはザ・ドリフターズの皆さんと一緒に育ってきた。だから人気が出る前からよく知っていましたが、こうやって今も大活躍しているみなさんとご一緒できるというのはうれしいです」

――プライベートでの交流も深い加藤茶さんとの共演はどうでしたか

「加藤(茶)さんとはお互いドリフの人気が出る前から特に仲が良かったんです。お互いに頑張ろうねと言い合いながらここまで来たんですが、すごい活躍をされて僕も刺激になった。僕がパロディをやる時にも加藤さんに出てもらうこともあって、花をそえてもらって、楽しい物語がより楽しくなっていたんです。今でも加藤さんとは毎日メールのやりとりをして情報交換しているんです。だから、今回もどこかであうんの呼吸を感じさせてもらっていて、一緒にコントをやっているというのが本当に尊くて感謝を感じました。今回、ここまで一緒にコントができると思っていなかったので本当にとってもうれしかったです!神様がプレゼントをしてくれたのかなと思っています」

――2025年をどんな年にしたいですか

「僕自身もそうですが、出会う方みんなが笑顔で人生を進んでいけるといいなと思います。笑顔ってすごいことだと思うんです。笑顔だと他の方にもその笑顔が伝わるし気持ちよくなるじゃないですか。しかも、それが無償でできるって。まずは、お正月はこの番組を見てもらって皆さんを笑顔にしたいと思います!」

■野呂佳代

――初の『ドリフに大挑戦』はいかがでしたか

「出演はめっちゃうれしいのですが、ドリフのみなさんへのリスペクトで少し緊張している自分もいます。ドリフは昔から絶対に見ていたし、「もしもシリーズ」も大好きだし、DVDも持っているし本当に好きで。志村けんさんにお世話になった番組も沢山あったのでそういう点でいうとすごく感慨深いなと思います。今回、コントの一部として役にたてるように頑張りたいと思います」

【編集部MEMO】
民放各局の元日GP帯特番は、日本テレビが『上田と女が吠える夜 笑う女には福来る! 今年もやります!新春3時間SP』『月曜から夜ふかし 元日SP』、TBSが『笑いの王者が大集結!ドリーム東西ネタ合戦2025』、フジテレビが『ドリフに大挑戦 正月から全力初笑いスペシャル』『プライベートジェットで日本韓国大移動 有吉弘行の芸能人激推しグルメ爆食ツアー!』を放送することを発表している。

(C)フジテレビ