グラフィコが展開する酸素系漂白剤「オキシクリーン」は12月4日、「2024年の大掃除」に関する意識調査の結果を発表した。同調査は10月28日~11月4日、全国の20歳以上の男女1,054人を対象に、インターネットで実施した。
2024年の大掃除の実施予定について尋ねたところ、64.9%が「必ずする」「実施する」と回答した。世代別(※)で見ると、Z世代が72.5%で最多だった。「必ずする」という回答は、世代が上がるにつれて減っている。
大掃除をしない理由を尋ねると、最も多い回答は「苦手・嫌い・面倒だから」(36.7%)だった。年代別では、Z世代・ミレニアル世代・しらけ世代以降は「苦手・嫌い・面倒だから」、バブル世代は「普段からこまめに掃除をしてきれいだから」、就職氷河期世代は「大掃除をしたくても時間がないから」が多かった。
汚れを溜め込んでいる場所を尋ねたところ、「換気扇・レンジフード」(37.2%)、「窓・網戸」(31.3%)、「エアコン」(22.9%)が多い。大掃除に時間をかけたくない場所の1位は「寝具」(60.5%)で、2位は「カーテン」(58.5%)、3位は「洗濯機」(58.2%)となった。
大掃除に対して、「タイパ」を意識するか尋ねると、Z世代男性の81.2%が「実施する」と回答した。「タイパ大掃除」の意識は若年層が高く、世代が高くなるにつれて意識が低くなる傾向があった。具体的なタイパを意識した大掃除の方法を聞くと、「完全にきれいになることを求めない」(45.5%)」が最も多かった。
タイパを意識しすぎた失敗談について聞くと、「時短できるように購入したアイテムを、活用できなかった」(女性)、「時間を意識しすぎて、全て中途半端」(男性)、「急いでやったため、2度掃除をした。妻に怒られて、ひどい正月になった」(男性)、「掃除グッズを買いすぎてしまった」(男性)、「テレビの情報を鵜呑みにしすぎた」(女性)といった声が集まった。
※しらけ世代以降(1965年~)、バブル時代(1966年~1971年)、就職氷河期世代(1972年~1981年)、ミレニアル世代(1982年~1994年)、Z世代(1995年~2004年)