リサーチ事業•プロモーション事業•マーケティング事業を展開するテスティーは、若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、高校生•大学生(短大•専門含む)の男女1,470人(高校生男性312人、高校生女性362人、大学生男性432人、大学生女性364人)を対象に「アニメ」に関する調査を実施した。調査はアンケートメディアアプリ「Powl(ポール)」を通じて、9月23日から9月30日まで行われた。
高校生・大学生(専門・短大含む)の男女1,470人を対象にアニメの視聴率を調査したところ、高校生では87.4%、大学生では85.6%の人がアニメを観ているという結果になった。
2023年に実施した前回の調査から数値の推移を見ると、高校生•大学生共に1.2ptのスコア減少が見られた。学生のアニメ視聴率は年々減少しているようだ。
そして、「アニメを観ている」と回答した人を対象に視聴頻度を聞いたところ、「毎日」と回答した人は高校生で16.4%、大学生で16.8%となった。年代で視聴頻度に差は無いようだ。
次に、好きな作品への消費行動実行率を調査したところ、「実行したことがある」と回答した人は高校生で74.1%、大学生で72.0%と7割の人が消費行動を実行したことがあることが分かった。
前回の調査と比較すると、高校生は0.5pt減少、大学生は1.5pt増加という結果になった。高校生は若干減少しているものの、大学生の消費行動実行率は年々増加傾向にあるようだ。
そして、消費行動を実行したことがあると回答した人を対象に実行したことを尋ねたところ、高校生・大学生共に第1位は「映画を観に行く」という結果になり、高校生の第2位が「グッズを購入する」と続き、大学生の第2位が「原作を購入する」と続き、第1位以下で実行することに違いが見られた。