愛知県大府市(おおぶし)は名古屋市の南隣に位置し、「健康都市」をまちづくりの基本理念としているまち。

スポーツが盛んで、多くの著名なスポーツ選手を数多く輩出しており、柔道、レスリングなどでは市にゆかりのあるオリンピック金メダルが17個も獲得されています。

名古屋市に隣接するまちでありながら、特色のある農業が盛ん。木の山芋(山の芋)、ぶどう、にんじんなども自慢の特産物です。

また、快適な睡眠を届ける企業「エアウィーヴ」の工場があり、「健康都市」ならではのエアウィーヴ寝具が、大府市の返礼品の中でも一番人気なのだとか! 明治からの歴史を持つバイオリンメーカー「鈴木バイオリン製造」のバイオリン関連の返礼品も人気があるそうです。

今回紹介するのは、バイオリンによるまちづくりを推進している大府市の代表的な観光スポット「鈴木バイオリン製造」。日本で初めて国産バイオリンを作った鈴木政吉氏が創業したバイオリンメーカーで、工房見学や製作体験も実施しているのだそう。

本稿はマイナビふるさと納税担当者が、気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回は「鈴木バイオリン製造」の詳細と、返礼品などについて調べてみました!

大府市の観光スポット「鈴木バイオリン製造」について

・愛知県大府市桃山町二丁目23-1

歴史あるバイオリンメーカーの「鈴木バイオリン製造」。バイオリンを中心とする弦楽器の製造・販売、修理・リペアを行っています。

長年の信頼取引により可能である優遇されたコストでの上質材料の安定した仕入れや、100年以上伝わる伝統技術を駆使し、安定した品質かつ高コストパフォーマンスな製品を作り続けている鈴木バイオリン。120ほどの工程を熟練した職人が一貫して手がけることにより、ばらつきのない上質な製品を提供することができるそうです。

バイオリンによるまちづくりを推進している大府市は、本事業者とともに音楽あふれる「バイオリンの里」を作ることを目指しています。

また、ジブリパークの関連周遊施設にも選ばれた「鈴木バイオリン製造」は、工房見学とセットになった「バイオリンの製作体験プログラム」を実施しています。

職人が使用する本物のアルコールニスを使用した塗装体験として、バイオリンの音色を左右する「駒(ブリッジ)」を好きなカラーで塗装することができます。自分で塗装した駒は、ニス乾燥後にオリジナルストラップに仕上げてくれ、お土産として持ち帰れるそうです。子どもから大人まで全員で楽しめ、学べるプログラムです。

工場見学では、貴重な資料や楽器を閲覧したり、バイオリン職人に直接質問したりもできます。

自治体からのメッセージ

明治期に日本で初めてバイオリンの量産化に成功した鈴木バイオリン製造株式会社の創業者・鈴木政吉が大府の地で思い描いた「バイオリンの里」の実現に向け、これまでに市内小学校でのバイオリンを使った音楽教育の実施や、市広報大使でバイオリニストの水野紗希さんによる小学校訪問コンサートの開催、大府みどり公園でクラシック音楽を楽しむ野外コンサートの開催などを行っています。

大府市のふるさと納税返礼品について

「鈴木バイオリン製造」でつくられたバイオリンを紹介します。

スズキ No.310 バイオリン【size:4/4】

・提供事業者:鈴木バイオリン製造株式会社
・愛知県大府市桃山町二丁目23-1
・size:4/4
・寄附金額:30万円

学習用バイオリンとして信頼のある「No.310」です。分数バイオリンのサイズアップやフルサイズへの買い替えにもおすすめとのこと。音量・パワーはもちろんのこと、正統的な気品さえ感じさせる楽器で、初級~中級用として圧倒的なコストパフォーマンスを実感できるバイオリンです。

No.500 鈴木アウトフィットバイオリン

・提供事業者:鈴木バイオリン製造株式会社
・愛知県大府市桃山町二丁目23-1
・size:4/4
・寄附金額:65万円

No.500 アウトフィットバイオリンは、バイオリンの美しさに憧れて始める人、上級のバイオリンを望む人のための楽器。伝統的なつくり方を踏襲し、部品にもこだわって製作されています。


今回は愛知県大府市の観光スポット「鈴木バイオリン製造」の魅力と、返礼品を紹介しました。ジブリパークの周辺施設にも選ばれた鈴木バイオリン製造は、メルヘンチックな本社も魅力的! 自分で駒の塗装をするという貴重な体験だけでなく、ストラップとして持ち帰れるのもうれしいです。気になる方は一度チェックしてみてください。