広島は9日、『2024年度現役ドラフト』で矢崎拓也投手がヤクルトへ移籍し、オリックス・山足達也選手、日本ハム・鈴木健矢投手の獲得を発表した。
矢崎は広島球団を通じて「突然のことで驚いていますが良い転機として受け止めたいと思います。8年間お世話になった広島東洋カープに心から感謝申し上げます。そしていつも熱く応援してくださったファンの方々が自分の力になっていました。 本当にありがとうございました。これからは指名していただいた東京ヤクルトスワローズの勝利に貢献できるよう、ベストを尽くしたいと思います」とコメントした。
矢崎は16年ドラフト1位で広島に入団し、6年目の22年に47試合に登板して、2勝17ホールド1セーブ、防御率1.82で一軍定着すると、翌23年は一時期守護神を務めるなど、54試合に登板して4勝2敗10ホールド24セーブ、防御率2.81。今季は26試合の登板にとどまったが、1勝1敗10ホールド、防御率3.60だった。