ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツは12月6日、「ウォルドーフ・アストリア大阪」(大阪市北区)の宿泊予約の受付を公式サイト・アプリで開始した。
「"ホテル"を定義したホテル」としてのレガシー
ウォルドーフ・アストリア(Waldorf Astoria)は、1893年ニューヨークで開業。全客室にバスルームや電気を用意することから、24時間のルームサービスの提供まで。現代のホテルでは当たり前とされているこれらを含む多くのサービスは、ウォルドーフ・アストリアで生まれている。その卓越したホスピタリティのエートスが高く評価され、開業当初からニューヨークの上流階級の集いの場所として愛され続けた。
その様子を目にしたヒルトン創業者のコンラッド・ヒルトンは、「すべてのホテルの最高峰(the greatest of them all)」と称賛し、いつかウォルドーフ・アストリアをヒルトンのホテルとして迎え入れたいと志した。わずか数年後に、その想いを形にし、ホテルの取得に成功した。現在、ヒルトンの最上級ブランドとして「ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ & リゾーツ(Waldorf Astoria Hotels & Resorts)」は世界中のランドマークとなる場所に34軒を展開している。
大阪の街とカルチャーの中心地で開業
ウォルドーフ・アストリア大阪は、大阪・関西万博(EXPO 2025)の開催に先行して、2025年4月3日に開業予定。JR大阪駅に隣接するグラングリーン大阪南館パークタワーの上層階に位置し、客室やレストランから大阪の街を一望できる。
デザイナーズ客室から圧巻のパノラマビュー
香港を拠点に世界で活躍するデザイナーのアンドレ・フー氏によるインテリアは、大阪の個性的な物語を活力に満ちたデザインと視覚詩の美しさで表現している。 ニューヨークのウォルドーフ・アストリアの「アールデコ」スタイルと、日本建築の象徴的な要素の融合で、独特な柄や色合いで彩る唯一無二の空間として仕上げている。
プレジデンシャルスイート
プレジデンシャルスイートは、大阪の街を地上約170メートルから見渡す最上級の客室。都心部にいながら、極上のリラックスを体感できる、ゆったりとしたデザインとなっている。
デラックスルーム
デラックスルームは障子や和紙などの"和"の要素をアールデコと融合させた空間。日本の温かみを感じながら優雅に過ごすことができる。