JR東海は9日、大井川鐵道とのコラボによる臨時列車の快速「大井川鐵道 かけはし」号を2025年1月12日に運転すると発表した。373系(3両編成)を使用し、特製ヘッドマークを取り付け、東海道本線の三島~金谷間で運転。大井川鐵道「名物広報」山本豊福氏の車内トークも行われる。

  • 臨時列車の快速「大井川鐵道 かけはし」号は373系3両編成(全車普通車指定席)で運転される(写真は特急「ふじかわ」)

臨時列車の快速「大井川鐵道 かけはし」号は、1月12日に三島駅7時45分発・金谷駅9時19分着で運転。三島~金谷間で途中の沼津駅、富士駅、清水駅、静岡駅に停車する。特製ヘッドマークは列車名とともに茶畑と大井川鐵道の蒸気機関車、JR東海の373系が描かれ、両社の車両を虹の「かけはし」でつないだデザインに。全車指定席のため、乗車券の他に指定席券530円が必要となる。指定席券は12月12日10時から販売されるが、セミコンパートメント席は販売しない。

車内企画として、大井川鐵道「名物広報」山本豊福氏による車内トークを実施。記念乗車証および千社札ステッカーの配布(三島~静岡間で乗車し、金谷駅まで乗車する利用者が対象)も予定している。なお、「大井川鐵道 かけはし」号が運転される1月12日、金谷駅スタートの「さわやかウォーキング」が開催される予定。「あわせてご参加をお待ちしております」とのこと。