アニメ『青のミブロ』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜17:30~)12月7日は「掌」が放送された。

会津藩を襲う暗殺者「五匹の悪魔」最後の一人、宗助は必死に走っていた。仲間の一人が殺され、他の仲間は誰も約束の場所に現れない。「まさか全員捕まったのか?」と焦り、一刻も早く京の街から逃れようとしていた。そんな宗助をミブロは追い詰める! 近藤の挑発をきっかけに、におと勝負することになった宗助。「僕が勝ったらあなたはおとなしく捕まる。あなたが勝ったらこのまま逃げるのを見逃す」におの提案に、宗助は――というストーリー。

木刀で向かってくるにおを笑う宗助だったが、ミブロの面々はにおが勝つと信じていた。怯まずに向かってくるにおの気迫に、宗助は思わず尻もちをついてしまう。傷だらけの掌――におの努力を毎日見てきたからこその信頼だった。

暗殺者たちとの戦いが終わり、落ち着きを取り戻したある日、藤堂平助はにおに恋の相談をする。蕎麦屋の町娘に一目ぼれしたため、“老若男女たらし込むと評判”のにおに協力してほしいというものだった。

町娘に良い印象を持ってもらうためには「いい服と刀が必要だ」と考えた藤堂。そんな彼を、におは芹沢鴨の元に連れていく。このような話とは無縁と困惑する藤堂だが、におの口から“恋”と聞いた芹沢は、刀どころか羽織まで貸し出す。

SNS上では視聴者の「仲間の恋のためなら武士の魂を貸してくれる!」「羽織も貸してくれた!」「太っ腹!」といったリアクションが見られた。意外な人選だったようだが、人を見る目があるにおだからこその名采配だろう。

日々成長している様子のにお。次回は、におの人生において重要な役割を担う人物と出会うようだ。果たして、どのような人物なのだろうか?