大幸薬品は12月5日、「子どもの受験に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、2024年10月1日〜7日の間、直近2年以内に子供が受験を経験した(小学校、中学校、高校、大学受験)保護者1,000人を対象に、インターネットで実施したもの。
2年以内に子どもの受験を経験した保護者に対し、受験当日に同行したかどうかを聞いたところ、同行した人(「面接に同行した」「面接はなかったが会場に同行した」と回答した人の合計)の割合は、子供の年齢が上がるにつれ減少傾向であった(小学校受験:97.8%、中学受験:72.1%、高校受験:31.1%、大学受験:23.4%)。
送迎のみを含めると、大学受験でも9割以上の保護者が会場まで同行もしくは送迎をしていたことが分かったという。
受験直前の期間の緊張について、保護者からみて子どもは緊張していたと回答した人(「とても緊張していた」と「やや緊張していた」の合計)は、75.6%と4人に3人は子どもが緊張していたと回答。さらに保護者自身も緊張していた人は64.6%と、保護者も6割以上が緊張していたという結果に。
また、不安だったことを尋ねると、「力を発揮できるか・緊張しないか」(63.4%)が1位であった。次いで「当日に体調不良にならないか」(58.6%)、「忘れ物をしないか」(33.3%)と続いた。子どもには、精神・体調ともに万全の状態でのぞんでほしいと考える人が多いよう。
子どもの体調管理について、当日に向けて気を付けていたことについて質問したところ、1位は「本人だけでなく家族の体調も気を付ける」(55.0%)、2位「規則正しい生活リズムを整える」(54.0%)、3位「マスクをする」(52.4%)であった。
受験生本人の体調管理を徹底するのはもちろん、そのためには本人だけでなく他の家族の体調も気を付ける必要があると考える人が多かった。
受験当日にトラブルが起きた人に、どのようなトラブルが起こったかを聞いたところ、「受験生の体調不良」(57.0%)が1位となった。2位は「家族の体調不良」、3位「受験会場」と続いた。