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日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいセントラル・リーグの投手を紹介する。
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森博人(中日ドラゴンズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:177cm/84kg
・生年月日:1998年5月25日
・経歴:豊川高 - 日本体育大
・ドラフト:2020年ドラフト2位
故障や不調に苦しみ、ここ2年間は一軍登板がない森博人。厳しい立場となっており、プロ5年目の来季は、正念場のシーズンとなる。
日本体育大から2020年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーはシーズン終盤に一軍デビューし、10試合に登板した。
翌2022年は6月から一軍のブルペンに定着し、30試合登板、1勝0敗、防御率2.67の好成績を残した。
ところが、昨季は不調に陥り、二軍で33試合登板、防御率5.73と低迷。一軍のマウンドに辿り着けないままシーズンを終えた。プロ4年目の今季は、開幕前に右肘靭帯の損傷により離脱。
それでも、夏場に実戦復帰すると、二軍で24試合に登板し、2勝4敗、防御率2.16と優秀な数字を残した。最終的に一軍登板は叶わなかったが、浮上の兆しを示した。
中日は清水達也、藤嶋健人などリリーフ陣が若く、チャンスが少ない状況。移籍をきっかけに、飛躍を遂げる可能性は十分ありそうだ。
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