2024明治安田J1リーグ最終節が8日に行われ、ヴィッセル神戸がリーグ連覇、および天皇杯との2冠を成し遂げた。

 神戸は2位サンフレッチェ広島と勝ち点差「1」、3位FC町田ゼルビアと勝ち点差「3」の首位で最終節湘南ベルマーレとホームで対戦。3-0で勝利し、三つ巴の優勝争いを制した。

 他会場で広島はガンバ大阪、町田は鹿島アントラーズに先制を許す展開に。そんななか、神戸は26分に連覇へ大きな先制点を獲得する。武藤嘉紀のヘディングシュートが相手GKに阻まれると、こぼれ球に反応した宮代大聖が押し込んだ。

 さらに43分、神戸が大きな追加点を獲得する。大迫勇也、佐々木大樹とつなぎ、最後は武藤嘉紀が無人のゴールへ流し込んだ。

 2点差で折り返した神戸は、70分に扇原貴宏が強烈なミドルシュートを突き刺して勝負を決定づける3点目を獲得する。このまま3-0で勝利した神戸が、2024シーズンのJ1リーグを制した。

 神戸のJ1リーグ連覇は史上6クラブ目(通算8回目)、J1リーグと天皇杯との2冠は史上5クラブ目(通算7度目)の快挙となった。

【ゴール動画】神戸強し! 宮代大聖&武藤嘉紀&扇原貴宏のゴールで連覇&2冠達成!