バルセロナを率いるハンジ・フリック監督が、7日に行われたラ・リーガ第16節ベティス戦を振り返った。同日にスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
バルセロナは2度リードしたものの、後半アディショナルタイムに追いつかれて2-2のドロー。ラ・リーガでは直近5試合で1勝2分2敗と失速し、レアル・マドリードやアトレティコ・マドリードに勝ち点差を詰められてきている。
フリック監督はベティス戦後、「ピッチ上で起こったことには失望している。勝たなければならない試合だった。立ち上がりは悪く、得点後は良いプレーができるようになった。後半は前半の内容から改善したかったが、それができなかった」と落胆を隠さなかった。
ハフィーニャ、ダニ・オルモ、ペドリ、ロベルト・レヴァンドフスキら主力を早々にベンチへ下げた理由についても言及。「フレッシュな選手が必要だったから、重要な選手を交代させたし、チャンピオンズリーグ(CL)での大一番がある水曜日のことも考えた。しかし、勝ち点2を失った言い訳はできない」と、ドルトムント戦を意識しての采配だったと語った。
フリック監督はさらに言葉を続け、「本当にいい試合ではなかったが、我々は若いチームであり、多くを改善しなければならない。特にアウェーでは、最近の結果や今日のように、もっと強くならなければならない。これを改善するのは私たち次第だ。我々はもっといいプレーができる。もっと支配できれば、もっといい状況になるはずだ」と、発展途上のチームが成長することを期待している。
【ハイライト】ベティス 2-2 バルセロナ