オリオールズ移籍が報じられたゲーリー・サンチェス

◆ オリオールズが球宴2度出場のベテラン捕手を獲得

 ボルティモア・オリオールズがFAのゲーリー・サンチェス捕手(32)を獲得したと現地時間7日、『ニューヨーク・ポスト』紙のジョン・ヘイマン記者が報道。契約は1年850万ドルとされている。

 ドミニカ共和国出身のサンチェスは2015年にヤンキースでMLBデビューを飾り、2017年には33本塁打を放ってシルバースラッガー賞を初受賞。2019年には捕手として球団史上最多となる34本塁打を記録するなど、10シーズン通算で184本塁打をマーク。ドミニカ共和国代表として2023年のWBCに出場した。

 今季はブリュワーズで89試合に出場して打率.220、11本塁打、37打点、OPS.699という成績。正捕手ウィリアム・コントレラスに次ぐ第2捕手として地区2連覇に貢献した。

 オリオールズは昨季シルバースラッガー賞に輝いたアドリー・ラッチマンが正捕手として今季103試合でマスクを被り、残り試合は全て第2捕手のジェームズ・マッキャンが出場。マッキャンが今オフFAを迎えたため、控え捕手の補強を目指していた。