セルティックに所属する古橋亨梧が、7日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第16節のハイバーニアン戦でゴールを記録した。
今季も序盤から優勝争いの中心に君臨しているセルティックは、前節終了時点で14勝1分と無敗をキープ。勝ち点「43」を積み上げており、2位のアバディーンと比較して消化試合数が1つ少ない状況ながら、勝ち点差「9」をつけて首位を独走している。
今季はチャンピオンズリーグ(CL)でも2勝2分1敗と悪くない成績を残しており、欧州の戦いも順調に進めている。スコティッシュ・プレミアシップ7連勝を目指す今節は、本拠地『セルティック・パーク』にハイバーニアンを迎えた。
古橋と旗手怜央はベンチスタート、前田大然がスターティングメンバーに名を連ねた一戦は、序盤の6分に右サイドを駆け上がったアリスター・ジョンストンからのグラウンダーのクロスボールをアルネ・エンゲルスが押し込み、セルティックが幸先良く先手を取る。1点をリードして後半へ折り返すと、54分には右コーナーキックから、ニアサイドに飛び込んだアダム・イダがヘッドで逸らし、オウンゴールを呼び込んでリードを広げた。
2点をリードしたセルティックは67分に古橋、73分には旗手をピッチへ送り出す。すると、この2人が絡んでトドメの3点目が生まれる。84分、敵陣での素早い切り替えで古橋が相手に寄せると、相手のタッチが長くなったボールをジェームズ・フォレストが回収。ダイレクトで落とすと、前を向いていた旗手はリターンパスを送り、反転したフォレストが斜めのパスを差し込む。動き直してボールを呼び込んだ古橋は、左足でのまたぎを挟んで右足でファーストタッチを決め、飛び出してきたGKの位置を見てループシュートを沈めた。
このゴールで、古橋は今季公式戦通算で8点目を記録。スコティッシュ・プレミアシップに限定すると6点目で、得点ランキングのトップタイに躍り出た。
試合はこのままタイムアップを迎え、セルティックが3-0で快勝した。この後、セルティックは10日にCL・リーグフェーズ第6節で荻原拓也が所属するディナモ・ザグレブとのアウェイゲームが控えており、15日にはスコティッシュ・リーグカップの決勝でレンジャーズとの“オールドファーム”に臨む。
【スコア】
セルティック 3-0 ハイバーニアン
【得点者】
1-0 6分 アルネ・エンゲルス(セルティック)
2-0 54分 ジョー・ニューウェル(OG/セルティック)
3-0 84分 古橋亨梧(セルティック)