京阪電気鉄道は、今年度も京阪線と石清水八幡宮参道ケーブルで大みそかの終夜運転を実施すると発表した。1月1~4日は初詣や初春の外出に便利な「正月ダイヤ」で列車を運転。「プレミアムカー」を連結した8000系・3000系による運転も予定している。
大みそかの終夜運転に先立ち、12月15~31日の期間、3000系・8000系・13000系3編成に「大晦日終夜運転ヘッドマーク」を掲出。12月31日18時から1月1日7時まで、京阪線(京阪本線・鴨東線、中之島線、交野線、宇治線)と石清水八幡宮参道ケーブルで「大晦日ダイヤ」を実施する。
京阪本線・鴨東線の特急は淀屋橋発23時台まで約20分間隔で運転。急行は淀屋橋発25時(1時)台まで約20~30分間隔、出町柳発26時(2時)台まで約20~30分間隔で運転する。準急と普通は約15~30分間隔での運転となる。中之島線の普通は23時台に約10~30分間隔、24時台以降に約30~40分間隔で運転。交野線と宇治線の普通は23時台に約20~30分間隔、24時台以降に約30~40分間隔で運転する。石清水八幡宮参道ケーブルは約5~15分間隔で終夜運転を行う。
「正月ダイヤ」に関して、京阪線は1月1~4日の昼間時間帯(9~16時台)に約15分間隔で運転。京阪本線・鴨東線は特急、急行、普通をそれぞれ約15分間隔、中之島線は普通を約10~15分間隔、交野線と宇治線はそれぞれ普通を約15分間隔で運転するという。石清水八幡宮参道ケーブルは約5~10分間隔で運転を予定している。
同じく1月1~4日、京橋~七条間ノンストップの快速特急「洛楽」を運転。各日とも午前に京都方面行5本、午後に大阪方面行4本を設定した。全車両に「初詣洛楽ヘッドマーク」も掲出する。
好評の「プレミアムカー」を連結した8000系・3000系は、「大晦日ダイヤ」において特急および一部の急行、「正月ダイヤ」において快速特急「洛楽」の他に特急と一部の急行で運転する。なお、大みそか終夜運転で「プレミアムカー」に乗車すると、「京阪電車 大阪・関西万博ラッピング車両クリアファイル(非売品)」がプレゼントされるとのこと。
大津線は12月28日から1月5日まで土曜・休日ダイヤで運行し、大みそかの終夜運転は行わない。1月1~5日、石山坂本線600形・700形各1編成に「迎春ヘッドマーク」を掲出する。