ホームコンサルティングソリューションズは11月29日、不動産投資に関する実態調査の結果を発表した。同調査は、2024 年11月5日〜11月10日の間、不動産投資を行う年収1,000万円以上の25〜60歳の男女300人を対象に、インターネットで実施したもの。
はじめに、不動産投資を始めた目的を聞いたところ、半数以上となる53.3%が「老後の年金対策」と回答した。次いで、「副業として」(48.3%)、「税金対策」(21%)と続いた。
現在保有している投資用物件の種別について尋ねると、「一戸建て」(33%)が最多に。一戸建ては需要と供給の不均衡などの理由により、金額が高価格帯に推移していると言われる中、ハイクラス層の3人に1人が保有していた。次いで、「ワンルームマンション」(31%)、「ファミリー向けマンション」(30%)と続いた。
不動産投資を行う中で大切にしていることについて聞くと、「日々の情報収集」(44.6%)が最も多い結果に。次いで、「物件についての知識をつける」(39.3%)、「リスクの洗い出しと対処」(35.6%)などの回答も多い結果となった。
東京23区以外で、購入を検討している投資用物件のエリアについて聞いたところ、「東京(23区外)」(34.6%)が最も多い結果に。
主に関東・関⻄広域であまり比率のばらつきがない結果となった一方、検討予定はないと回答した人が14%にとどまったことから、86%の人が追加で投資用物件の購入を検討していることがわかった。