宮城県のほぼ中央部、仙台市の北隣に位置する富谷市(とみやし)は、江戸時代には奥州街道の宿場町として栄えた歴史あるまち。

人口減少傾向にある中で、若い子育て世代を中心として人口増加を続け、平成28年10月10日には市制を施行。「街の住みここちランキング」にて6年連続で宮城県1位、5年連続で東北1位を獲得しており、「100年間ひとが増え続けるまち」を目指しているそうです。

まちの特産品は、ブルーベリー。“富谷市といえばブルーベリー”と結び付けられるほどの特産品に成長しているのだとか! ブルーベリー生産組合が販売するジュースは、2016年の「G7伊勢志摩サミット」にて各国首脳にふるまわれました。市内では、毎年7月上~中旬に、富谷市産のブルーベリーを使ったオリジナルスイーツが味わえます。

今回紹介するのは、そんな富谷市の代表的な観光スポットの一つ「富谷宿観光交流ステーション『とみやど』」。地域の歴史的な資源や背景を活かした観光交流の拠点および起業・創業の実践・チャレンジの拠点として整備され、2021年5月にオープンした施設です。一体どのようなところなのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回は富谷市自慢の観光スポット「富谷宿観光交流ステーション『とみやど』」の詳細や、返礼品について調べてみました!

富谷市の観光スポット「富谷宿観光交流ステーション『とみやど』」について

・宮城県富谷市富谷新町111-1
・アクセス:【車】東北自動車道泉I.Cから一般道で約15分、仙台から一般道で約40分
【電車】JR仙台駅から地下鉄南北線泉中央駅下車、バスで約30分

「富谷宿観光交流ステーション」は、かつての宿場町の面影が残る「しんまち地区」において、内ケ崎醤油店であった跡地を活用し、地域の歴史的な資源や背景を活かした観光交流の拠点及び起業・創業の実践・チャレンジの拠点として整備された施設です。

国産大豆のプロが運営する大豆に特化した珍しいカフェや、「丼1杯にたくさんの想いを詰め込んであなたへ届けたい」という思いが込められた中華屋さん、本格ジェラートを味わえるお店などの飲食店をはじめ、陶芸体験店やアパレル店があります。

富谷の偉人でもある「内ヶ崎作三郎記念館」もあり、まちの歴史や内ヶ崎作三郎の生涯などを学ぶことができるそうです。

  • 街道まつり

また、毎月季節に合わせたイベントを開催。中でも、毎年10月に開催している「街道まつり」では、とみやどをメイン会場にイベントステージを開催し、かつての宿場町「しんまち通り」において出店やパレードを行うなど、地域の活気やにぎわいの創出を行っているのだとか。

自治体からのメッセージ

まちづくりの将来像を「住みたくなるまち日本一~100年間ひとが増え続けるまち 村から町へ 町から市へ~」と定め、将来像の実現に向けて、本市の特徴である多様な「ひと」と「資源」を「活かし」「守り」「育み」ながら、新たなまちづくりへと「動き」だしています。ふるさとを愛する皆さまからの寄附金は「住みたくなるまち日本一」のまちづくりの実現に向かって大切に使わせていただきます。 「富谷市」を応援したいという方からの温かい支援をお待ちしています。

富谷市のふるさと納税返礼品について

まちの特産品・ブルーベリーを使ったドリンクや黒酢のセット、職人のこだわりが詰まった牛たんの詰め合わせを紹介します。

ブルーベリードリンク&黒酢セット (500ml×2本)

・提供事業者:富谷市ブルーベリー生産組合
・宮城県富谷市富谷原下2-1
・内容量:ブルーベリードリンク(果汁50%)500ml、ブルーベリー黒酢500ml
・寄附金額:1万3,000円

富谷市特産品のブルーベリーを使用したドリンクと黒酢のセットです。ブルーベリードリンクは、2016年5月に三重県志摩市で開催された「G7伊勢志摩サミット」でふるまわれるなど、高い評価を得ているのだとか。ブルーベリー黒酢は、カシス入りでヨーグルトやドレッシングソースとしても使えます。

味の牛たん喜助 職人仕込牛たん詰合せ 130g×4 (牛タン しお味 塩味)

・提供事業者:株式会社キスケフーズ
・宮城県富谷市大清水1-32-12
・内容量:職人仕込牛たん しお味 130g×4
・寄附金額:3万7,000円

創業約50年変わらない「手仕込み製法」にこだわり、シンプルながらも奥深い味わいを実現。伝統を継承し培われた熟練の職人技によって、牛たん本来のおいしさを引き出している「喜助」の牛たん詰め合わせです。職人たちが厳選した牛たんを、一枚一枚丁寧に昔ながらの手ぶり塩で味付けし、熟成にこだわって仕上げた逸品。富谷市の中でも最も人気のある返礼品なのだそう。


今回は宮城県富谷市の観光スポット「富谷宿観光交流ステーション『とみやど』」の魅力と、返礼品を紹介しました。チャレンジの拠点として出店したお店やイベントなど、多彩に楽しめるスポットです。古民家、チャレンジ館、蔵などエリアがたくさんあり、ゆったりと散歩もできます。気になる方は一度チェックしてみてくださいね。