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今季は日本シリーズ進出こそ逃したが、4年ぶりのリーグ優勝を果たした読売ジャイアンツ。主力選手やベテラン選手の活躍が光り、守り勝つ野球で王座奪還を達成した。その一方で、来季にブレイクが期待される選手も少なくない。ここでは、来季のブレイク候補となる巨人の選手を紹介する。
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伊藤優輔
投打:右投右打
身長/体重:178cm/82kg
生年月日:1997年1月14日
経歴:小山台高 - 中央大 - 三菱パワー
ドラフト:2020年ドラフト4位
高校時代は”都立の星”として話題を呼んだ伊藤優輔。プロ4年目の今季に一軍登板を果たしただけに、来季への期待は大きくなりそうだ。
都立の小山台高では、3年春に甲子園に出場。卒業後は中央大で1年春から登板するなど実戦経験を重ね、社会人野球の三菱パワーを経て、2020年ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団した。
だが、プロ1年目に右肘を痛め、同年オフには右肘内側側副靱帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を敢行。育成選手として、再スタートを切ることになった。
その後、リハビリを経て2023年にファームで実戦復帰。迎えた今季はファームで好投を重ね、7月24日に支配下復帰を果たした。
さらに、同30日の阪神戦でプロ初登板を果たした伊藤。ストレートやカットボールなどを駆使し、一軍では8試合のリリーフ登板で防御率1.04の成績を残した。
プロ5年目となる来季は、飛躍の1年にしたいところだ。
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