スペインメディアの『ムンド・デポルティーボ』は6日、インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが古巣バルセロナについて語るインタビューを配信した。
現在37歳のメッシは、13歳だった2000年9月にバルセロナとの契約を目指し、父親とアルゼンチンからバルセロナへ渡った。同年、クラブとの契約を勝ち取ると2004年10月に17歳でトップチームデビュー。公式戦778試合に出場し672ゴール303アシストを記録し、数々のタイトル獲得に貢献した。
しかし2021年6月末、メッシとバルセロナの契約が満了。メッシは契約延長を望んでいたが、同年8月にバルセロナが財政問題のため同選手との新契約を結べないことを発表した。残留を希望していたメッシは退団会見で涙を流し、その後、パリ・サンジェルマンに(PSG)に加入。そして2023年8月からはインテル・マイアミでプレーをしている。
メッシはバルセロナ時代に影響を受けた人物について「まずはペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)。監督としての彼と長年仕事をし、想像もできなかったほどの素晴らしいことを達成した。次に(元ブラジル代表MF)ロナウジーニョ。彼があのように自分を迎え入れたくれたことが、どれだけ自分を助けてくれたか…。トップチームでデビューした時期の自分には本当にありがたかった」と、自身の成長を助けた2人の名前を挙げた。
続けて、現在のバルセロナに対して「ラ・リーガ、コパ・デル・レイ(国王杯)、そしてチャンピオンズリーグ(CL)で再び優勝するのを見たい。それができないとしても、少なくとも最後の瞬間まで優勝争いをして欲しい」と以前のように多くのタイトルを獲得し、世界から一目置かれる存在になって欲しいという願望を語った。
また、メッシは“クレ(バルセロナのサポーター)”へのメッセージを求められると、「彼らのことがとても恋しい。彼らと近いうちにまた会えることを願う。そして彼らが世界最高のクラブの一員であると誇りを感じられることを願っている」と古巣サポーターへの想いを語った。
【動画】メッシのバルセロナ在籍時のスーパーゴール集