ガーミンジャパンは12月6日、ダイビング用GPSダイブコンピューター「Descent」シリーズの新製品として、大型ディスプレイを搭載した「Descent X50i」を発表した。12月20日に発売する。価格は258,000円。
「Descent」シリーズは、洗練された時計デザインと多彩な高機能を備えたダイビング用コンピューターで、目的やスキルレベルに応じたラインナップを展開している。
新発売の「Descent X50i」は、ガーミン初の大型スクリーンを搭載し、上級テクニカルダイバーやレクリエーションダイバーがダイブ中により詳細な情報を確認できるよう設計。手首に装着でき、3インチカラータッチスクリーンLCDを搭載する。
画面ではダイブビュー、ダイブプロフィール、潜水深度チャートなどの重要情報を見やすく表示し、ダイナミックな深度グラフでリアルタイムに潜水深度や浮上プランを確認できる。20ATM防水対応で、水中用3軸コンパスを内蔵。水面でのダイビング開始・終了位置を自動でマークし、ログデータで潜水ポイントも表示する。
ボタン操作とタッチスクリーンのダブルインターフェイスを採用するなど、操作性にも配慮した。ダイブビューマップは水深をカラーマップで表示し、約4,000のダイブサイトを確認可能。大型の内蔵LEDフラッシュライトも内蔵する。
ダイビングサポート機能は、単一ガス、マルチガス、ゲージ、CCRモードの4種類のダイブモードを搭載。エントリー・エキジット地点をマークし、ビュールマンZHL-16cアルゴリズムに基づいた減圧理論で浮上指示を提供する。水深1.2mで自動的にダイビングモードが開始し、潜水データを自動保存。深度、潜水時間、水温、NDL/TTS、ガス混合比なども表示し、異常時には音と振動で知らせるアラート機能を備えた。
SubWave2.0ソナーテクノロジーを搭載し、別売りの「Descent T2トランシーバー」とペアリングすることで、最大30メートル離れたダイバー間でテキストメッセージの送受信が可能。また、10メートル以内で最大8人のダイバーのタンク圧力と深度をモニタリングでき、グループダイビング時の状況把握や緊急対応に役立つ。バッテリー稼働時間はダイビングモードで約16時間。
サイズはW62.4×D24.5×H98.3mm、重さは280g(バンド含む)、ディスプレイは3インチ(640×360ドット、RGB/LCD)。レンズ素材はサファイアレンズ。バンドはナイロン(20mm×2本)。