アウディジャパンは銀座に新店舗「Audi City 銀座」をオープンする。新たなブランド発信拠点であり、最新モデルや日本導入予定モデルなども展示する都市型ショールームだが、これまでの販売店とは何が違うのか。オープン前の店舗を取材してきた。

  • アウディの新店舗「Audi City 銀座」

    アウディが銀座に新店舗!

銀座のアウディ、どんな店?

「Audi City 銀座」(東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル1F)のオープンは12月7日。オープン前日のイベントに登場したフォルクスワーゲングループジャパン代表取締役社長兼アウディブランドディレクターのマティアス・シェーパースさんは、「世界の銀座にショールームを開設するのは長年の夢だった」と語った。

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  • エクステリアにはアウディのヘッドライトのデザインをモジュール化して使用。インテリアは和のテイストとアウディのデザインの革新性の調和を図ったという

この店舗ではアウディの電気自動車「e-tron」(イートロン)シリーズを含む国内導入予定の最新モデルやAudi Cityでしか見られない特別車、コンセプトカーなどを展示する。最先端のデジタル技術を取り入れ、「これまでの概念にとらわれない新しいショールームサービス」をユーザーに提供するとのことだ。

  • アウディの新店舗「Audi City 銀座」
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  • 店内の展示車両①:「SQ6 e-tron」。日本では2025年夏に発売予定

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  • 店内の展示車両②:「RS Avant GT」。世界限定660台の特別なモデル。日本では10台を販売

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    店内の展示車両③:「e-tron GT quattro」。シェーパースさんは「e-tron GT」と「A5」のデザインが好きだと話していた

ブランドの情報発信基地としての役割も担う「Audi City 銀座」。シェーパースさんは日本におけるアウディの現状について、「欧州、中国、アメリカと比べるとあまり知られていない。伝えることがたくさんあるのはいいことだ」とする。

「Audi City 銀座」では接客のやり方を根本的に変えるとシェーパースさん。具体的には営業マンを置かず、知識豊富で商品についてしっかりと来店客と会話できる「エキスパート」を配置するなどして新しい「アウディリテールエクスペリエンス」を追求するそうだ。

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    イベントには元体操選手でオリンピックでも大活躍した内村航平さん(左端)が登場。アウディに乗り始めて6年という内村さんはクルマについて、「デザインも乗り心地もすごくいい。所有欲を満たしてくれる」と感想を述べた。アウディのブランドイメージについては「輪っかが好きなのかな」とのこと。オリンピックのシンボルとアウディのエンブレム「フォーリングス」には確かに共通点がある

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    会場には大河ドラマ『光る君へ』での切ない役どころも記憶に新しい歌舞伎俳優の片岡千之助さん(右端)も登場。アウディ歴は3年とのことだが、「初めて乗るクルマはアウディと心に決めていた」と語るほど同ブランドが気に入っているそうだ。片岡さんの隣はシェーパースさん