大みそかの『第75回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:20~23:45 ※中断ニュースあり)で司会を務める有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナウンサー。有吉は2年連続2回目、橋本は3年連続3回目、伊藤と鈴木アナは初となる。有吉は今年第1子が誕生し、パパになって初めて迎える紅白となり、0歳の我が子にも「見てほしい」と話している。
「自分の肩書きがずっと気に入らなかった」
2年連続2回目の紅白司会に、有吉は「1回きりだろうと思っていたんですけど、2回目ということで、棚から牡丹餅ですけど、ラッキーだなと。前回相当緊張して大変だったので、今年はもうちょっと楽しんでやれればなと思っています」と意気込む。
さまざまな番組でMCを務めているが、紅白は「緊張感が違う」とのこと。「ほかの番組はあまり緊張する人がいないんですよね(笑)。紅白はすごいアーティストの方が出ていらっしゃるので」と笑いを誘い、「あまり意識しないようにしているんですけど、声のトーンが一個違うなという感じがしています」と話した。
昨年の紅白司会が自身にとってどんな経験になったか尋ねると、「僕は自分の肩書きがずっと気に入らなかったんです。『ヒッチハイク』『一発屋』『毒舌』とか、ずっと気に入らなかったんですけど、やっと『紅白司会』といういい肩書きができて、それが一番うれしかったです」と笑顔で答えた。
子育てにおいて歌の力を実感「すごく助けられている」
今年第1子が誕生し、初めてパパとして迎える今年の紅白。心境は「違います」とのことで、「ほぼ意識ないでしょうけど、(子供にも)見てほしいなと思います。意識なくはないと思いますけど(笑)」と我が子の視聴も期待する。
そして、紅白司会は父親として「誇り」だと言い、「(子供が)成人するときには70歳ですから。その時はもうバリバリ働いてないと思うので、(紅白司会を務めた)VTRを見せられるように頑張りたいと思います」と語った。
今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。有吉は、どんな人にどんな歌を届けたいかという問いに「僕は今、子育てしていまして、僕の言うことなんか何も聞かないんですけど、『おかあさんといっしょ』の『からだ☆ダンダン』が最高ですね。それを歌っている時だけ僕を見てくれるという状況で、子育て中、すごく助けられているので、子供のために『からだ☆ダンダン』を届けたいと思います」と答え、子育てにおいて歌の力を強く感じているようだった。
Number_i、Creepy Nuts、ME:Iら10組が初出場
今年の紅白の出場歌手は41組、そのうち初出場は10組。紅組はILLIT、tuki.、ME:Iの3組が初出場、白組はOmoinotake、Creepy Nuts、こっちのけんと、Da-iCE、TOMORROW X TOGETHER、Number_i、新浜レオンの7組が初出場となる。また、今夏に1年8カ月ぶりに歌手として本格的に活動を再開した氷川きよしが、紅組、白組の枠を超えて特別企画として出場する。