クラブW杯組み合わせ抽選会[写真]=Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)は5日、来夏にアメリカ合衆国で開催されるFIFAクラブワールドカップ2025の組み合わせ抽選会を実施。AFCチャンピオンズリーグ2022優勝クラブとして参加する浦和レッズはグループEに入り、リーベル・プレート(アルゼンチン)、モンテレイ(メキシコ)、インテル(イタリア)と同組になった。そして同日、各クラブに関連した海外メディアが浦和レッズを紹介した。

 リーベル・プレートの地元、アルゼンチンメディアの『オレ』は、浦和の注目選手として、3つのセリエAクラブを経験したスウェーデン人MFサミュエル・グスタフソン、今季公式戦で13得点を記録しているブラジル人FWチアゴ・サンタナを紹介。更に、元日本代表GK西川周作の名前を挙げ「彼は過去に多くのライバルGKがチームに加入したにも関わらず、常にスタメンの座を守り続けている」と長年守護神としてチームに貢献していることを報じた。

 続いて、インテルの本拠地イタリアの現地メディア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、浦和レッズが過去に獲得したタイトルを列挙し、現在パルマ・カルチョでプレーする日本代表GK鈴木彩艶や現在エンポリでプレーするノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンが以前プレーしていたことを記載。そして、現在のチームの注目選手として2022年にJ1で得点王に輝いたチアゴ・サンタナの名前を挙げた。

 また、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はポーランド人指揮官マチェイ・スコルジャ監督を「誰よりも早く“神”の倒し方を知っていた監督」と表現。2008年8月に行われたチャンピオンズリーグ予選3回戦セカンドレグで、スコルジャ監督率いるヴィスワ・クラクフが、バルセロナのトップチーム指揮官に昇格したばかりのジョゼップ・グアルディオラ監督に1-0で勝利したことを説明した。

 そして、モンテレイ(メキシコ)のスポーツ部門の会長を務めるホセ・アントニオ・ノリエガ氏のインタビューを、アルゼンチンメディアの『TyCスポーツ』が掲載。ノリエガ氏は「アジアサッカーを知る者なら、浦和レッズがアジア地域を代表する存在であることを知っている」とコメント。浦和を“アジアの強豪”としてリスペクトしていると語ったようだ。