トッテナムを率いるポステコグルー監督 [写真]=Getty Images

 トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督がボーンマス戦を振り返った。5日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第14節が5日に行われ、トッテナムは敵地でボーンマスと対戦した。17分にマーカス・タヴァーニアーの右CKからディーン・ハイセンに先制点を奪われると、その後もホームチームの堅実な守備と鋭い攻撃に苦戦。最終的には90分間で21本ものシュートを放たれた一方、反撃は不発に終わり、そのまま0-1で敗れた。リーグ戦2試合連続で勝利を逃したトッテナムは10位に転落している。

 データサイト『Squawka』によると、この試合でのボーンマスのゴール期待値は「3.31」とトッテナムの「0.58」を大きく上回っていたという。ポステコグルー監督は試合内容について「非常に残念だ。入り方は良く、望んでいた通りにスタートし、試合をコントロールし始めていたが、またしても本当に酷いゴールを許してしまった」と前置きしつつ、次のように言葉を続けた。

「先制した相手は後方に下がってカウンターを仕掛けるという自分たちが望むサッカーをするようになり、我々は攻撃せざるを得なくなった。非常に困難な状況だった。このようなことは1度だけでなく、我々何度も同じことをして代償を払っている。サッカーは試合をコントロールし、自分たちの思い通りにプレーできるよう仕向けるものだ。しかし、今夜のような失点してしまうと、とりわけボーンマスのようなチームにはカウンターの機会を与えてしまうことになる。再び同じことが起きてしまったのは残念だ。何とかしなければならない」

 また、試合終了後には敵地まで駆け付けたサポーターの一部がブーイングを浴びせ、ポステコグルー監督がスタンドに詰め寄るという一幕も。これについては「彼らは失望していたし、それは当然のことだ。私も人間なので言われたことは気に入らなかったが、受け入れるしかない。物事が上手くいかない時のフラストレーションと失望を理解しなければならない。正しい方向に進もうと決心しているし、それができるまで戦い続ける」と語っている。

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