漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2024』の決勝進出者発表会見が5日、都内で行われ、決勝進出者9組が発表された。

  • ダイタク(吉本大、吉本拓)

ダイタク、6回目の準決勝挑戦で決勝初進出

過去最多となる10,330組がエントリーした今大会。本日5日に開催された準決勝を勝ち抜いた、ママタルト、令和ロマン、ジョックロック、真空ジェシカ、エバース、トム・ブラウン、ダイタク、ヤーレンズ、バッテリィズの9組が決勝戦に駒を進めることが決定した。この9組に敗者復活戦で選ばれた1組を加えた10組が、12月22日に開催・生放送(ABCテレビ・テレビ朝日系18:30~22:10)される決勝戦に臨む。

ラストイヤーで初の決勝進出をつかみ取ったダイタク。今回が6回目の準決勝挑戦だったといい、会見の司会を務めた野田クリスタル(マヂカルラブリー)から「俺、ダイタクは泣くかと思った」と伝えられると、大は「自分も自然と泣くかなと思ったんです。うるうるとは来たんですけど、涙は流れなくて。発表が終わったあとに、後輩たちが出所明けくらい(自分のところに)来てくれて(笑)。そのときに泣きましたね」と明かした。

また、発表直後はお互いに言葉こそ交わさなかったものの、「4年ぶり15度目くらいの握手をしたんです。双子だからやっぱり伝わってくるんですよ。ビビビっと来て。『今日の昼は松屋食べた』って言ってました」と拓が話すと、大も「伝わるもんだね! 今日、僕は(松屋で)タンシチューを食べたんで」と笑顔を浮かべ、笑いを誘った。

なお、ダイタクは、YouTubeチャンネル『ニューヨーク Official Channel』で4日に公開された動画に出演。屋敷裕政(ニューヨーク)から、「一回だけでいいから当たり引いてください。三分の一のくじ引きをずっと外れ引いてるじゃないですか」「(決勝に)行ってほしい。ホンマに行ってほしい……」と懇願され、それに嶋佐和也(ニューヨーク)も「本当に」としみじみとうなずいていた。

そして、決勝進出者発表後のXでは、屋敷が「ダイタクさんがついに決勝いったぞ! あんな緊張してTVer見たの初めてや! 嬉しすぎる」とポストしたほか、数々の芸人仲間たちからも、「ラストイヤーでついにダイタク!」(とろサーモン・村田秀亮)、「ダイタクはみんなうれしいよねえ」(石井ブレンド)など歓喜の声が上がった。