◆ アストロズが生え抜き三塁手ブレグマンに残留オファー
FAを迎えているアレックス・ブレグマンに対し、ヒューストン・アストロズが再契約オファーを提示したと現地時間5日、MLB公式サイトが報じた。
ブライアン・マクタガート記者によると、アストロズは6年総額1億5600万ドルほどの契約を提示。しかし、ブレグマン陣営は総額2億ドル規模の契約を望んでおり、今回のオファーでは大きな隔たりがあったという。
2011年にジム・クレイン氏が球団オーナーに就任して以来、アストロズはFA選手に5年を越える契約を提示した例はない。これまでの最高額は2018年、正二塁手のホセ・アルテューベと契約延長した際の5年総額1億5100万ドル。近年は元エースのゲリット・コール、主力打者のジョージ・スプリンガーやカルロス・コレアがFAを迎え、チームを去った。
ブレグマンは2015年のドラフトで球団1巡目指名を受けてアストロズに入団し、翌2016年にMLBデビュー。正三塁手として2017年、2022年と2度のワールドシリーズ制覇に貢献した。9年目の今季は145試合に出場して打率.260、26本塁打、75打点、OPS.768という成績。アメリカン・リーグの三塁手部門でゴールドグラブ賞を初受賞した。