◆ 今季メッツで自身6年ぶりの2桁勝利
オークランド・アスレチックスがFAのルイス・セベリーノ投手(30)を獲得したとMLB公式サイトが報道。契約は球団史上最高額の3年6700万ドルとされ、2026年シーズン終了後に契約を破棄できるオプトアウト権が含まれている。
ドミニカ共和国出身のセベリーノは2015年にヤンキースでMLBデビューを果たし、9シーズン通算65勝をマーク。2017年には14勝6敗、193回1/3で防御率2.98、230奪三振を記録し、サイ・ヤング賞投票3位に選出。翌2018年にはキャリア最多の19勝を挙げたが、その後は故障に悩まされ、2020年はトミー・ジョン手術により全休。2019年から昨季まで計13勝と苦しんだ。
昨季終了後にヤンキースからFAとなり、今季は1年契約でメッツに加入した。31先発で11勝7敗、182回を投げて防御率3.91、161奪三振と復活を遂げ、2018年以来となるシーズン2桁勝利を達成。球団2年ぶりのポストシーズン進出に貢献した。
今季のアスレチックスはシーズン100敗、地区最下位を3年ぶりに回避したものの、69勝93敗の地区4位と苦しんだ。57年間本拠を構えたオークランドを今季限りで離れ、来季から3シーズンはカリフォルニア州サクラメントを暫定本拠地としてプレー。2028年からネバダ州ラスベガスへの移転を予定している。