FIFA(国際サッカー連盟)は5日、来夏にアメリカ合衆国で開催されるFIFAクラブワールドカップ2025の組み合わせ抽選会を実施。AFCチャンピオンズリーグ2022優勝クラブとして参加する浦和レッズはグループEに入り、リーベル・プレート(アルゼンチン)、モンテレイ(メキシコ)、インテル(イタリア)と同組になった。
抽選会にはアレッサンド・デル・ピエロ氏やイヴァンカ・トランプ氏など多くのゲストが登壇して進行。現在、FIFAの要職に就くアーセン・ヴェンゲル氏も抽選会に参加したが、その中で浦和について言及した。
日本でも名古屋グランパスで指導経験があるヴェンゲル氏。日本サッカーについての見識があることもあり、浦和が抽選でグループEに入ることが決まったところで話を振られると、「日本サッカーは非常に前進している。このクラブ(浦和)は日本で最大のファンを獲得している。日本で最大のクラブになるポテンシャルがある。最近はリーグ戦で苦境に立たされているようだが、昨晩、彼らと話をした際に、来年はもっと強くなって戻ってくること、そして次の移籍市場でチームを強化すると約束してくれた。彼らは良いサプライズになれるだろう」と、全世界で中継がある中、大会では浦和も注目する存在との見解を示している。
今大会から新フォーマットを導入するクラブワールドカップ。4年に1度の大会となり、UEFA(欧州サッカー連盟)から12クラブ、CONMEBOL(南米サッカー連盟)から6クラブ、CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)から4クラブ、AFC(アジアサッカー連盟)から4クラブ、CAF(アフリカサッカー連盟)から4クラブ、OFC(オセアニアサッカー連盟)から1クラブ、開催国代表としてMLSサポーターズ・シールド2024(※レギュラーシーズンにおける東西地区の最大勝ち点獲得クラブ)を獲得したインテル・マイアミを加えた合計32クラブが参加する。アメリカ内の各会場にて、2025年6月15日から7月13日に開催となる。