バンダイは、2024年12月3日、クリスマスに関する調査結果を発表した。同調査は、2024年11月1日~11月5日の期間、3~12歳の子どもを持つ男女600人を対象にインターネット上で実施された。
はじめに、クリスマスプレゼントの今年の予算の平均金額を尋ねたところ、昨年の予算平均から420円増となる8,138円で、2021年以来3年ぶりに 8,000 円台となることが分かった。回答の内訳は、「1万円以上~2万円未満」の回答が昨年より増加し、「5,000 円以上~6,000 円未満」という回答の割合に迫る結果に。
つづいて、昨年からの予算の増減について尋ねると、「予算を増額した」という回答が昨年より増加し、全体の22.3%となった。増額理由としては、「子どもがリクエストするプレゼントの金額変化」「子どもが学校の勉強や習い事を頑張ったから」と答える人が多く、昨今の物価高による影響よりも、年齢や本人の希望・日々の頑張りに応じて妥協なく子どもの希望を叶えようと考える親心がうかがえた。
また、子どもが欲しいクリスマスプレゼント(単一回答 n=600)について尋ねたところ、カテゴリ別で、昨年に引き続きキャラクターのなりきり変身玩具・カードゲームなどをはじめとした「おもちゃ」カテゴリが1位となり、第2位は「ゲーム(ソフト・本体)」・第3位は「衣類・服飾雑貨などの日用品」という結果となった。
最後に、欲しいクリスマスプレゼントの認知経路について尋ねると、「店頭(29%)」が1位となり、リアル回帰の傾向が見られた。年齢別の結果では、3~5歳の年齢で「店頭」の割合が最も高いのに対して、9~12歳の回答では「YouTube」の割合が最も高いなど、子どもの成長による行動や交友関係、接する媒体の変化が明らかとなった。