北海道の中央部最南端にあるえりも町(えりもちょう)は、豊かな水産資源と雄大な自然景観に恵まれた漁業と観光のまち。

まちの大部分が太平洋に面し、沖合で暖流と寒流がぶつかることから、鮭や毛ガニ、日高昆布などの豊富な海産物が獲れ、返礼品としても提供されています。

また、お土産の定番「白い恋人」で有名な「豊似(とよに)湖」、江戸時代末期に拓かれた官製道路「猿留山道(さるるさんどう)」など、数々の観光地を有しています。

今回紹介するのは、そんなえりも町の代表的な観光スポットでもありシンボルでもある「襟裳岬」にある「風の館」。強風を活かしたテーマ館とは、一体どのようなところなのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回はえりも町の観光スポット「風の館」の詳細や、返礼品について調べてみました!

えりも町の観光スポット「風の館」について

・北海道幌泉郡えりも町字東洋366-3
・アクセス:【車】札幌から 約235キロ 高速道路を使って約4時間・一般道だと約4時間30分、千歳空港から 約200キロ 約3時間30分、苫小牧から 約180キロ 約3時間、帯広から 約130キロ 約2時間、釧路から 約180キロ 約3時間30分

北海道の特徴的な地形の一つである、三段に及ぶ海岸段丘の「襟裳岬」は、風速10メートル以上の風の吹く日が年間260日以上もある、日本屈指の強風地帯。また、日本に定住する唯一のアザラシ「ゼニガタアザラシ」の姿を見ることができる場所でもあります。

そんな「襟裳岬」にある「風の館」は、強風を活かしたテーマ館。日高山脈襟裳十勝国立公園内にあるので、周囲の景観や植生に考慮し、またすぐ隣にえりも岬灯台があるため、灯台の明かりを遮らないようにということで、地下に埋もれるような形で設計されています。風が作る「カルマン渦」をシンボルに、建物全体も「カルマン渦」をイメージして作られているのだそう。

館内には、襟裳岬と風を楽しんだり、学んだりできる施設が充実しています。館内で一番人気のコーナー「風体験」では、風速25メートルの風を体験することができ、まっすぐに立つことも難しい、声を出しても声にならない風の強さを感じられます。

  • 風体験

「展望襟裳岬」は、北海道内の岬の中でも1、2を競う風光明媚な岬にもかかわらず、風の強い日が多いため、なかなかゆっくり眺めることができない「襟裳岬」の景色を楽しめるスペースです。タイミングが良ければ、館内からゼニガタアザラシを観察することもできるのだとか!

  • ゼニガタアザラシ

「風のシアター」では、自然写真家の倉沢栄一さんが撮影した「アザラシの棲む岬」を上映。ゼニガタアザラシの生態をはじめ、コンブ漁やサケ漁などまちの魅力を紹介しています。アザラシの水中映像は必見です。

ほか、日本全国で使われている風の名前や、世界の風系から襟裳岬の局地的な風の流れまでを展示した展示ゾーンなど、襟裳岬やえりも町はもちろんのこと、風について学べるテーマ館です。

自治体からのメッセージ

えりも町は、北海道の中央部最南端にある豊かな水産資源と雄大な自然景観に恵まれた漁業と観光のまちです。
北海道の背骨と呼ばれる日高山脈が太平洋に沈みこむ風光明媚な「襟裳岬」をはじめ、お土産の定番「白い恋人」で有名なハートの形をした湖「豊似湖」や江戸時代末期に拓かれた官製道路「猿留山道」など数々の観光地を有しています。まちの大部分が太平洋に面し、沖合で暖流と寒流がぶつかることから、鮭や毛ガニ、日高昆布などの漁が盛んに行われており、年間を通して豊富な魚種が獲れる道内でも有数の漁場です。
ぜひ、自慢の特産品をご堪能いただくとともに、えりも町へのお越しを心よりお待ちしております。

えりも町のふるさと納税返礼品について

えりも沖で獲れたオオズワイガニを蒸し製法で加工した「蒸しオオズワイガニ」は、3カ月以内に登録されたばかりの新しい返礼品です。あわせて、保存料・香料・着色料不使用の「日高根昆布だし」を紹介します。

えりも蒸しオオズワイガニ1kg(3~5尾)

・提供事業者:えりも食品株式会社
・北海道幌泉郡えりも町字大和127-7
・内容量:蒸しオオズワイガニ 1㎏(3~5尾)
・寄附金額:1万円

こだわりの“蒸し製法”で、カニ本来の旨みを凝縮した蒸しオオズワイガニです。身がしっとりしており、みずみずしいカニの身と濃厚なミソを味わえる逸品。急速凍結を行っているので鮮度抜群の味わいを自宅で楽しめます。

えりも【マルデン厳選】日高根昆布だし300ml×6本

・提供事業者:マルデン株式会社
・北海道幌泉郡えりも町字笛舞14番地(本社・工場)
・内容量:日高根昆布だし300ml×6本
・寄附金額:1万円

旨みの相乗効果で手軽にプロの味! 旨み成分のグルタミン酸と、鮭醤油「魚々紫(ととむらさき)」のイノシン酸が含まれた「日高根昆布だし」です。毎日のお料理がよりおいしくなること間違いなし! 煮物や汁物など、幅広い料理に使えます。


今回は北海道えりも町の観光スポット「風の館」の魅力と、返礼品を紹介しました。風光明媚な襟裳岬をゆっくりと眺めたり、風速25メートルの風を体験したり、ゼニガタアザラシを観察したりと、家族みんなで存分に楽しめるスポットです。まち自慢の日高昆布とオリジナル鮭醤油でつくる「日高根昆布だし」は、炊き込みご飯やお吸い物に入れるのもおすすめとのこと。気になる方は一度チェックしてみてください。